- みやもとちかこ
- ネパールのポカラ在住。ポカラで14年間、Mum’s Gaeden Resortを経営しネパールの観光業にたずさわる。現在は、宿を卒業。フリーのライター、仕入れコーディネイターとして活動している。趣味は旅行とヨガ、ヒーリング。ネパール情報を中心に、アジア各地の女子一人旅でも楽しめる旅情報をご紹介します。
出発エリアをに変更しました。
チェンマイはタイ有数の観光都市で、バンコクから約700キロ北に位置します。「北方のバラ」とも呼ばれる美しい古都で、13〜18世紀にかけて繁栄を誇ったランナー王朝の首都でもありました。もともと伝統工芸が盛んでしたが、最近はアートの街として注目を集めています。急速に変化しているチェンマイ。今回は、そんなチェンマイの新旧ツーリストエリアを比較してみました。
旧市街の玄関とも言えるターペーゲート。チェンマイ旧市街は、この城壁の中にある
チェンマイの町は、お堀と城壁に囲まれた旧市街を中心にひらけてきました。現在では、城壁は一部しか残っていませんが、一辺が約1.5キロのほぼ正方形の旧市街内には、今でも多くの古いお寺が残っています。旧市街は、細い路地も多く、古い民家もちらほらとあり、古き良き古都の面影が、そこここに見られるのが魅力です。バックパッカー向けのゲストハウスやホステルも点在し、レストランやカフェも充実していますが、比較的、静かにのんびりと過ごすことができるエリアです。
旧市街の東側の門であるターペーゲートよりまっすぐ東に向かうと、ピン川が南北に流れています。多くのツーリストを集めるナイトバザールは、このピン川とターペーゲートの間にあります。全長約700メートルの通りには、毎晩夕方6時過ぎごろから深夜までたくさんの露店が並び、多くのツーリストが行き交います。ナイトバザール周辺にはホテルやレストランやファーストフード店も多く、夜遅くまで賑やかです。ナイトライフを楽しみたいという人にはオススメのエリアです。
おしゃれでスタイリッシュなお店が並ぶニマンヘミン通り
新しいツーリストエリアとして注目を浴びているのがニマンヘミン通り周辺エリア。チェンマイ空港の北側、旧市街とチェンマイ大学の間に位置しています。ここ10年の間でアートの街として急速な変化を見せるチェンマイの象徴的なエリアと言ってもいいかもしれません。ハイセンスでクリエイティブなショップやカフェ、レストランが集まるアートな通りとして、多くの若者を集めています。デザインが凝ったブティックホテルや、おしゃれなホステルも続々と登場。2018年には新しいショッピングモール「ONE NIMMAN」もオープンし、ますますクリエイティブな街へと変貌を遂げています。おしゃれ好き女子や、アート系大好きな人にはオススメのエリアです。
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2018/08/30)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
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