チェンライで一番、人気がある屋台料理

ゆでたキャベツにオクラ、かぼちゃやいんげん豆、油菜に似た野菜もあります。ゆで野菜だから、いっぱい食べられそう! ここはタイ最北の県、チェンライです。チェンライ中心部の屋台街で一番、人気があるのは、もしかしたら、フライドチキンやハーブ入りのソーセージじゃなくて、ゆで野菜じゃない? だって、ゆで野菜を売る屋台は、4軒以上あります。青いパパイヤで作るソムタムの屋台は、昔から超がつくほど人気の老夫婦の屋台があるせいか、たった1軒です。スープや炒め物をバットに並べたお惣菜屋台も人気ですが、ゆで野菜の屋台も数では負けていません。

左側奥に見えるのがナム・プリック。野菜の中では、やわらかいたけのこも人気 左側奥に見えるのがナム・プリック。野菜の中では、やわらかいたけのこも人気

ゆで野菜に欠かせないタイのおふくろの味

ゆで野菜を食べる時に、絶対、必要なものと言えば「ナム・プリック」です。ゆで野菜につけるディップです。ナム・プリックは、タイのおふくろの味でもあり、日本風に言うなら、みそになります。野菜につけてもごはんにつけてもおいしいみそです。「プリック」とは唐辛子です。ナム・プリックは唐辛子をベースに、ナスやトマト、魚などいろんなものを混ぜたみそです。ゆで野菜の屋台に行くと、もちろんこのナム・プリックも一緒に売っています。

ナム・プリック選びが難しい訳

チェンライの屋台で売られているナム・プリックは、だいたい4、5種類です。唐辛子にナスのペーストを混ぜたものが多く、どれも薄い緑色をしています。このみその上に「メンダー」という食用のタガメが並んでいて、ギョッとする時もあります。最近では、タガメを見かけることは減りましたが、ナム・プリックの種類は今も昔も変わっていません。このナム・プリックを選ぶのは外国人には、ちょっと難しいです。一見、どれも同じですが、少しずつ辛さが違います。やや赤が強いナム・プリックが辛いのは想像がつきます。薄い緑でも安心はできません。激辛の緑の唐辛子の量が多くて、かなり辛いものがあります。

ナム・プリック選びで失敗しない方法

でも、ご安心を! ナム・プリックは味見もオッケーです。迷った時は、屋台のご主人に身振り手振りでお願いして、スプーンにとったナム・プリックを、ちょこっと味見させてもらいましょう。全く辛味がないようなマイルドなものは物足りないので、ピリ辛がおすすめです。そして、野菜のおすすめは何と言っても、ゆでキャベツです。キャベツの甘味がナム・プリックの辛味とバッチリです。キャベツといんげん、オクラ、そしてナム・プリックを選んでも、30バーツ(約102円)ぐらいです。タイ人のマネをして、健康的なゆで野菜をたっぷり食べてみませんか!