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海外現地発ガイド通信

心洗われる尊い時間! インスタ忘れる早朝の景色


掲載日:2019/06/15 テーマ:観光地・名所 行き先: タイ / メーホンソン

タグ: 一度は行きたい 寺院 絶景 素晴らしい 美しい


仏教の国タイらしい朝の日課

巨大な涅槃像で有名なバンコクのワット・ポー。この美しいブッダの表情に癒される。観光客も多いが、同じくらい参拝する人も多く、タイの人々の信心深さがよくわかる 巨大な涅槃像で有名なバンコクのワット・ポー。この美しいブッダの表情に癒される。観光客も多いが、同じくらい参拝する人も多く、タイの人々の信心深さがよくわかる

大都会バンコクや美しいビーチ、リゾートのイメージが強いタイですが、敬虔な仏教徒が多いことでも知られ、どの都市にも多くの寺院が点在しています。訪れてみると、お参りをする地元の人々の多さに驚くことでしょう。お年寄りだけでなく、若い人でもまじめにお参りに来る人も多いのです。
 そんなタイで、このところツーリストにも人気なのが、朝の托鉢見学です。「托鉢(たくはつ)」とは、街角などで食べ物や生活必需品を乞う仏教の修行のひとつで、タイでは毎朝、地元のお寺からやってくる僧に人々がお布施をします。お坊さんにお布施をすることは徳を高めるとして、これが日課になっている人は少なくありません。托鉢僧へのお布施は異教徒が行っても問題ないため、体験型アクティビティとして人気が高まっています。

これぞタイの原風景! 素朴で美しい風景

とてもシンプルな橋だが、そこに住民たちの信心が込められていると知る。作物が茂る季節によって、また見え方が違うので、何度でも訪れたい場所 とてもシンプルな橋だが、そこに住民たちの信心が込められていると知る。作物が茂る季節によって、また見え方が違うので、何度でも訪れたい場所

全国どこでも見られる托鉢風景ですが、今回訪れたのはタイ北部、ミャンマーと国境を接するメーホンソンにある「ズートンペー橋Zu Tong Pe Bridge」。山がちなエリアで、バンコクからは飛行機でチェンマイまで行き、そこからさらに乗り継いで約35分の距離。車で行くことも可能ですが、山道でなかなかハードなので、飛行機で行くのがいいかもしれません。
 この橋は田んぼの向こうにある寺院から托鉢僧が村まで来やすいように、と周辺の農民たちがお金を出し合って築いたもの。竹でできており、いかにも手作りといったシンプルな橋ですが、周囲に広がる田園風景の中に溶け込み、山々を遠望するその様子はタイの原風景としてそれだけでも美しく、隠れた名所と言っても過言ではありません。

托鉢マナーを知って、トライしてみよう

観光客向け? に売られている托鉢セット。50バーツ(約150円)なり。こうしたセットは市場などでも売られていることもある。もちろん、今でも家庭料理を供する人もいる 観光客向け? に売られている托鉢セット。50バーツ(約150円)なり。こうしたセットは市場などでも売られていることもある。もちろん、今でも家庭料理を供する人もいる

托鉢僧が寺院を出発するのは早朝です。ここでは朝6時半に現地に着くようにホテルを出発。着いてみれば、朝焼けの田んぼ風景が美しく、これだけでも来たかいがある、と思われます。地元の人もさることながら、すでに観光客が数人訪れていますが、まだオーバーツーリズムというほどではありません。
 托鉢に必要なのは、お布施する“もの”。かつては食べ物が多かったようですが、現代では食べ物のほかに洗剤などを入れる人もいます。この橋のそばには売店もあり、“托鉢セット”が売られていました。セット内容は全部同じで、スナック菓子とパックのドリンク(このときは牛乳)。お坊様たちはこのあとも托鉢で街へ行くので、ここではあまり多くないほうがいいのかも。なかなかシンプルです。

いざ、お坊様にドネーション!

修行中であっても僧侶は敬うもの。ひざまずき、お坊様より頭が高くならないように配慮するのが托鉢のマナー 修行中であっても僧侶は敬うもの。ひざまずき、お坊様より頭が高くならないように配慮するのが托鉢のマナー

ほどなくして、僧侶が橋を渡ってきました。よく見ると小さい子もいます。タイでは、男性は生涯のうち一度は出家するのがよしとされているため。徳を高め、家族に幸をもたらすための修行。中にはそれ以外の理由でお寺のお世話になっている子もいますが、全員が平等に托鉢を行います。
 お坊様は敬う対象ですので、ドネーションを行う人はひざまずいてお坊様が通るのを待ちます。たとえ相手が子どもでも、同じように敬います。かわいいからと頭をなでたりするのはご法度です。そして修行中の僧侶は女性に触れてはいけないという戒律があるため、女性は僧侶に触らないように注意しましょう。

タイ野原風景に身を置くのも楽しみのひとつ

売店ではお土産も売られているし、カフェはあるし……と、ちょっとツーリズムに乗っている感はあるものの、でもかなりローカルでのんびりした雰囲気がある 売店ではお土産も売られているし、カフェはあるし……と、ちょっとツーリズムに乗っている感はあるものの、でもかなりローカルでのんびりした雰囲気がある

托鉢体験はものの数分で終わってしまいますが、景色の美しさもあって、このズートンペー橋の托鉢風景は心に残ることは請け合い。橋のたもとの売店の奥はカフェになっていて、ちょっとした料理もいただけるので、のんびりお茶などをいただくのもいいでしょう。シンプルなカフェですが、朝の空気感や太陽がのぼるにつれて色が変わっていく様子が見られるので、のんびりするのがおすすめです。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/06/15)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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