スコータイの北にある大きな遺跡

タイ北部の中央、バンコクとチェンマイのちょうど中間あたりに位置するスコータイは、タイを代表する遺跡です。タイ北部を周遊するツアーには、よく含まれています。しかし実はスコータイ遺跡周辺には、同時期の魅力的な遺跡がほかにもあるんですよね。そこで今回はそんな遺跡が見られる、シー・サッチャナーライ遺跡公園を紹介します。スコータイ市街から北に50kmの場所にあるこの遺跡は、規模的にもスコータイ遺跡にひけを取らないんですよ。

遺跡公園の中にあるワット・チェディー・チェット・テーオ。蓮の花をかたどった仏塔が印象的 遺跡公園の中にあるワット・チェディー・チェット・テーオ。蓮の花をかたどった仏塔が印象的

スコータイ朝の重要都市だったシー・サッチャナーライ

遺跡のほとんどは、ヨム川沿いにある城壁に囲まれた「シー・サッチャナーライ遺跡公園」の中にあります。ここだけ見るなら2時間あれば十分ですが、そこから2kmほど東に離れたワット・プラ・シー・ラタナー・マハタートの遺跡もおすすめです。また、少し離れたところにはサンカローク焼きの窯の跡もあります。さて、具体的に遺跡の説明をする前に、この都市の歴史を知っておきましょう。シー・サッチャナーライは、13〜15世紀のスコータイ王朝のもとでは、王都スコータイに次ぐ重要な都市として副王が治めていました。そのため、遺跡内の建築物はこの時代に建てられたものがほとんどです。このエリアはまた、当時サンカロークとも呼ばれ、スコータイ王ラームカーヘンが中国から陶磁器の製法を導入したため、のちに「サンカローク焼き」と呼ばれる陶磁器業が盛んになりました。

遺跡公園内の回り方

遺跡公園の入り口には駐車場があり、土産物屋と食堂街があります。お腹が空いたらここでご飯を食べましょう。屋台料理なので値段は安いです。またドリンクなどもここで仕入れておきましょう。遺跡内は日差しを遮るものはないので、かなり暑いです。水分補給をこまめにする、帽子を準備するなど、日射病対策は万全に。車で来た場合は、入園料100バーツ(約330円)の他に50バーツ(約165円)の別料金を払えば、そのまま入園できます。公園内の各遺跡はちょっと離れているので、歩いて回るにはしんどいですね。私は一度歩いたことがあるのですが、すぐに汗でぐっしょりになりました(笑)。暑いと、5分も歩くのも辛いですよ。車なら、そのまま各遺跡の前まで乗りつけられるので、ほとんど歩かずにすみます。もしくは入り口のレンタサイクルを利用して、園内は自転車で回るのもいいかもしれません。(その2に続く)