- 古川 悠紀
- ベトナム(ホーチミン)在住。All Aboutのベトナム・ホーチミンガイド。ベトナム旅行が一層楽しくなる観光情報を、在住者ならではの視点で発信します。おすすめエリアやショップ情報を中心に提供し、ガイドブックには掲載されないような、穴場スポットも紹介したいと思います。
出発エリアをに変更しました。
ダラットのスアンフーン湖周辺にて
ベトナムの中南部高原地帯ダラットは、ホーチミンから寝台バスで6時間、空路で1時間で行くことができるベトナム人の避暑地。ベトナムといえば常夏の印象がありますが、ダラットは標高が高いため、年間を通して穏やかな気候。12月から3月は冬に当たり、最低気温は一桁になることもあります。ホーチミンから訪れる方は、夏服の格好では観光が危ぶまれますので、長袖も用意しておきましょう。ダラットはみんなでワイワイ楽しむというよりは、カップルや家族で大人のゆっくりとした時間を満喫するにぴったりの観光地となります。ハネムーンにもおすすめです。
大自然を感じる旅に出かけよう
ダラットではショッピングやスパといったベトナム旅行にありがちの旅はできません。大自然に覆われた町のため、観光は大自然を堪能する景勝地巡りと市内散策が主となります。写真のこちらはホアソンディエンチャン(Hoa Son Dien Trang)と呼ばれる観光地。インスタ映えするスポットがたくさんあり、山岳ロッジで野鳥の音を聞きながらベトナムコーヒーを啜ることができます。ダラットは2019年頃からこの手の景勝地スポットが増えてきているので、足を運ぶ際は最新の観光情報を収集するようにしてください。
お店によって大きく味が変わる
ダラットの町を歩いていると、あちらこちらに見かけるのが「Rau ga」という看板。こちらは「鶏鍋」を表すベトナム語となります。鶏鍋はダラットの名物で、ダラット旅行に行くベトナム人全員が楽しみにしているグルメの1つです。ダラットには小洒落たレストランはそれほど多くありませんので、この鶏鍋を食べたい場合は基本は大衆食堂に足を運ぶことになりますので、野菜類はしっかりと火を通して食べましょう。鶏の出汁を含んだスープはお店によって味わいが異なり、日本人でも舌鼓を打つおいしさです。
新ダラット市場にて
ダラットの象徴となるダラット市場。その裏手に新しくオープンしたのが、「新ダラット市場」です。ダラット市場は食品や日用品を扱うお店が多く並んでいるのに対し、新ダラット市場はご覧のように衣類やアクセサリー、服飾雑貨のお店がメインとなります。まだできたてなので館内も清潔。また、4つ星のレジデンスホテルも併設しているから驚きです。ダラット市場と併せて観光してみてください。また、この周辺にファーストフード店やカフェ、ツアーデスク、ミニホテルなどもあるので、まずは一往復して気になるお店があったら入ってみましょう。ダラットからホーチミンへ帰る航空券やバスチケットを購入できるお店もありますよ。
花の都と呼ばれる所以。町の至るところに花が咲き誇る
■ダラット
アクセス:ホーチミンから寝台バスで6時間、もしくは空路で1時間。
ただし、空路の場合はダラット空港から市街地までタクシーで40〜60分かかるので注意。
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/11/26)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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