格安で、しかも便利なベトナム経由便だが‥

関東方面から東南アジアに旅行する時、格安航空券を探していると、必ずヒットするのがベトナム航空です。日本からベトナムのハノイまでは、6時間弱。空港内で小休止した後、さらにその先のカンボジアやタイ、ラオス、マレーシア、シンガポールなどへ結ぶ便があるので便利です。僕のように東京まで3時間もかかる田舎に住んでいる者にとって、夕方の羽田便があるのはなによりですね。東京でホテルに前後泊しなくてすむからです。その分節約になりますし、せっかく海外に行きたいのに、東京泊では興ざめです。調べてみると、ベトナム航空は、東南アジアとアメリカを結ぶべく、ハノイ・ノイバイ空港と成田空港を中継地にして、飛行機を運行しているようです。だから東京から東南アジアへ行くのも、便利なようにできているのです。長いフライトは体が疲れますから、ハノイあたりでちょっと休んで、ベトナムのフォーでも食べるのもいいなあと思うのです。格安ですしね。

ハノイ・ノイバイ空港停機中のベトナム航空機 ハノイ・ノイバイ空港停機中のベトナム航空機

入国規定が新しくなり、旅行者も注意が必要

ところが昨年よりベトナムの入国規定が変わり、困ったことが生じています。15日間以内の観光目的ならばビザが要らないのは、これまでと同じなのですが、一度出国して、30日以内に入国する場合、ビザが必要となったのです。ハノイ在住の友人の駐在員によれば、短期のビザなしで工場に働きに来る外国人が多いので、そんな人たちにしっかり就労ビザを取ってもらおうという政府の考えのようです。とばっちりを受けたのが、ベトナムを起点に一か月以内に東南アジアを回る旅行者や、ベトナム経由で行きと帰りにトランジットで一泊し、フォーでも食べようと思っていた僕のような旅行者です。しかもビザ代が45ドルと高いのです。

注意が必要な旅行者はどんな旅行者?

成田発のハノイ行きで、東南アジア各地へ飛ぶ場合、行きは同日に目的地に行けますので、帰りにハノイで一泊しても問題ありません。入国しなくて済むからです。気をつけなければならないのは羽田便。行きもハノイ泊となり、しかも十数時間も待ち時間があるのです。行きに入国、帰りは空港内で夜を過ごせば、ビザは要りませんが、疲れます。そして何より、30日以内で、ハノイ起点で東南アジアを周遊しようと予定しているみなさんは、再入国の際のビザをお忘れなく。