アジアでもサボテンを常食している地域があります

サボテンを食べる・・・と聞いても、その味や食感を想像するのはなかなか難しいですよね。日本では食材として全くはなじみのないサボテンですが、同じアジアにはサボテンを食用にしている地域もあるんですよ。旅行で訪れる機会があれば現地で一度味わってみたくはありませんか?

アジアで親しまれているサボテンの実 アジアで親しまれているサボテンの実

台湾ではご当地スイーツとしても人気

台湾の澎湖(ほうこ)諸島は、ウチワサボテンの名産地として知られています。1645年にオランダ人によってもたらされたというサボテン、は、現地では「仙人掌」と呼ばれており、今ではいたるところでその姿を目にすることが出来ます。黄色いかわいらしい花が咲いた後の果実を食用にしています。サボテンの実は「仙人果」といい、果汁を使ったジュースやアイスクリームなどが澎湖名物になっていて人気があります。観光地ではアイスを販売するスタンドが見つかるので、旅行で訪れたらぜひ味わってみてください。爽やかな甘さと鮮やかなピンクの色を活かした見かけからもサボテンだという事がちょっと信じられない代物です。

ベトナムでは定番フルーツのひとつ

ところ変わってベトナムでは、ヒモサボテンの栽培が盛んで、主に果実が食用にされています。英語名では「ドラゴンフルーツ」と呼ばれ、鮮やかなピンク色のラグビーボールのような形の実の表面には、その名の通り龍のウロコのようなサボテン特有の突起があり、とてもユニークな形をしています。果肉は白色で、ゴマ粒のような小さな黒い種子が均等に混じっており、皮のピンク色とのコントラストが印象的なフルーツです。ベトナム語では「タンロン」と呼ばれていて、そのままカットして食べるのはもちろん、ジュースやシェークにしたものも人気があります。サボテンの実といっても表面にトゲは無く扱いやすいので、ホーチミンなどの市場で見かけたら試しに買って食べてみましょう。最近の研究ではアントシアン、ポリフェノール、ナイアシン、またビタミン類なども豊富に含まれた健康食材としても認められているそうですよ。