ガイドブックが追い付かないホイアンの町の拡がり

1999年に世界遺産に登録されてい以降、ベトナム中部の都市ホイアンは、急速に観光化が進んでいます。その昔はほんの小さな町で、ホテルも少なく、団体ツアーの多くは、近隣の大都市ダナンに宿泊するのが通例でした。ところが今や、高級ホテルからリゾートホテル、ブティックホテル、ゲストハウスやホームステイまで続々と建ち、町も拡大しているのです。ですから日本のガイドブックでは、拡大するホイアンの状況に対応できず、外国人旅行者にとって便利な場所ですら、掲載されていない地域が増えてきました。そこで今回は、宿泊先として便利な場所を紹介しつつ、ホイアンの町を俯瞰しながら案内したいと思います。まずは旧市街の北東部。チャンフンダオ通りからハイバーチュン通りにかけてです。旧来からミニホテルの建ち並ぶ一帯で、今でも多くの外国人旅行者が集まっています。中でもチャンカオヴァン通り沿いは安宿が多くあります。

リトゥオーンキエット通り リトゥオーンキエット通り

覚えておきたいリトゥオーンキエット通り

この界隈は、旧市街まであるいて10分ほどと近く、またニュンタットタイン通りまで出れば、ダナン行きのバス停に近いことから、バックパックを担いだ欧米人のバックパッカーを多く見かけます。この通りは東に向かってリトゥオーンキエット通りと名前を変えます。チラホラと外国人用のレストラン、路地を入ると、真新しいミニホテルも見かけます。地元の人用の食堂やフォー屋もあり、またタイガーマーケットでは、欧米人の買い物客も多く見かけます。セントラルマーケットよりこちらのほうが、正直な値段を言ってくれるので、安心なのです。そしてさらに東に進むと、リータイトー通りが左手にあります。この道は、アンバン・ビーチに向かう道です。新しいミニホテルが建ちはじめ、ここでも欧米人旅行者をよく見かけるようになりました。まっすぐ行くと、この先にも新しいホテルが建ち、しかし田んぼが広がってきて、ホイアンの町はずれに達します。

ホイアンの町地図(緑部分が旧市街)北東側に町が拡がっています ホイアンの町地図(緑部分が旧市街)北東側に町が拡がっています

外国人で賑やかなクアダオ通り

リトゥオーンキエット通りの東側で、平行に、旧市街に近いところを走っているのが、クアダイ通りです。ここは昼夜の別なく欧米人旅行者たちがうろついています。中級ホテル、コンビニ、レンタサイクル、土産屋、カフェ、外国人向けレストラン、パン屋、旅行会社などがあり、必要なものはなんでもそろいます。郵便局も近いです。ただ両替所だけは、旧市街の中にあります。銀行よりも1割もレートがよい両替店もあるので利用したらいいでしょう。クアダイ通りのいいところは、値段も味もそこそこのレストランが集まっているところです。旧市街は高い店が多いので、びっくりします(日本から行くと驚くほどではないですが)。ここの半額程度で食べられるのです。旧市街の川向うも、クアダイ通りと同程度の金額です。このところ欧米人の間では、比較的静かなリトゥオーンキエット通りと、クアダイ通りを中心にホテル探しをする人が増えてきています。