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海外現地発ガイド通信

頭に乗せる?部屋に置く?バリ雑貨の王道「ガボガン」「ソカシ」


頭の上に乗せたガボガンは神様への捧げもの

ガボガンは作るのも運ぶのも女性の仕事。頭の上に乗せるのは、神様に捧げる神聖なお供え物だからだ。果物を山にしたものだけでなく、この写真のようにほかのお供え物を乗せる場合もある ガボガンは作るのも運ぶのも女性の仕事。頭の上に乗せるのは、神様に捧げる神聖なお供え物だからだ。果物を山にしたものだけでなく、この写真のようにほかのお供え物を乗せる場合もある

バリ島の写真や絵はがきでおなじみの、正装した女性たちの行列。その頭にはうずたかく積まれたカラフルなお供え物が乗せられている。このお供え物のことをガボガンという。彼女たちはプラ(バリ・ヒンドゥー教の寺院)までこのガボガンを運んで行く途中なのだ。ガボガンは通常、高さ40cmほどで、大きいものになると1m以上になるという。これを頭に乗せて歩くだけでもスゴいのに、中には手でささえることもせずに頭だけでバランスを取っている人もいるから驚きだ。そうして若い頃から頭に物を乗せて歩いているバリ人女性は年をとっても背筋がぴんとのびている。こうした行列に出会った人たちは、お供え物や正装衣装の美しさもさることながら、彼女たちの姿勢の美しさにもほれぼれとしてしまうだろう。「島のどこかで毎日なんらかのお祭りが行われている」といわれるほど祭礼の多いバリ島では、あちこちでよく目にする光景だ。

芸術的な美しさ

プラまで届けられたガボガンは、こうして祭壇に供えられる。朝供えたものは、夕方になると持ち帰られることが多い。後は家族のおやつになる プラまで届けられたガボガンは、こうして祭壇に供えられる。朝供えたものは、夕方になると持ち帰られることが多い。後は家族のおやつになる

このガボガンは足付きの木製台の上にバナナの幹を固定し、これに竹串を使って果物や蒸しパンなどを刺して作られている。仕上げに椰子の葉っぱで飾りを作って、上に刺したり挟んだりする。私も一度ガボガン作りを手伝わせてもらったことがあるけれど、りんごに竹串を刺すだけでかなりのチカラが必要で、見た目よりも疲れる作業だった。それでもこれは女性の仕事。芸術的な美しさを誇り、外国人たちからバリ島の象徴のように思われているガボガンは、彼女たちの美的センスとチカラによって作り出されたものなのだ。

フタ付きの竹製カゴ、ソカシも色とりどり

頭の上にドーナッツ状の布を置き、その上にホーローのお盆、ソカシの順で乗せる。近くのプラに行く時にもソカシを使う場合がある 頭の上にドーナッツ状の布を置き、その上にホーローのお盆、ソカシの順で乗せる。近くのプラに行く時にもソカシを使う場合がある

一方、日本で昔使われていた衣装箱「行李(こうり)」に似た竹製のカゴはソカシといって、これもバリ人女性が頭に乗せて歩いているのをよく見かける。ソカシも祭礼の時にお供え物を入れて持ち運ぶためのものだ。不安定なガボガンに比べ、フタ付きの箱状態のソカシは遠距離でも余裕で運ぶことができる。だからバリ・ヒンドゥーの総本山ブサキ寺院などにお参りに行く時にも重宝されているのだ。ガボガンのように色鮮やかなお供え物が外から見えない代わりに、ソカシ自体がキレイにペインティングされている。色をつけた竹を編んでいるものもある。この模様にも流行があるとかで、今は花柄ペインティングがクールなんだそうだ。

これぞまさしくバリ雑貨の王道

キレイにペインティングされたソカシ。大きさも色柄もさまざまなので、好みのものを見つけたら即買いしたい キレイにペインティングされたソカシ。大きさも色柄もさまざまなので、好みのものを見つけたら即買いしたい

なにかバリらしいものを部屋に置いてインテリアのアクセントにしたいという人におススメなのが、このガボガンとソカシだ。
といっても、ガボガンは丸ごと持って帰ることは不可能なので、台だけを購入することをおススメしたい。足付きのこの台のことも「ガボガン」という。パサール(市場)などで売られているので、「ガボガンがほしい」と言えば台を売ってくれるだろう。この台にも鮮やかなペインティングがほどこされている。この上にバリで手に入れた小さな木彫り猫やガムランボールなどを置いて、バリの思い出コーナーにするのも楽しいかもしれない。ソカシもパサールで売られているが、最近ではおしゃれな雑貨屋さんなどでもよく見かけるようになった。どちらもサイズやペイントによって値段もいろいろだけど、Rp.10,000〜Rp.60,000くらいを目安に探してみよう。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/08/10)
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※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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