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インドネシア・バリ島(インドネシア)・美術館・博物館の現地ガイド記事
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海外現地発ガイド通信

意外な見応え! ヌサドゥアの美術館「ミュージアム パシフィカ」で美術観賞


ウブドまで行かなくても絵画が楽しめる

著名なイタリア人画家ロムアルド・ロカテリの作品。バリのレゴンダンサーを描いている 著名なイタリア人画家ロムアルド・ロカテリの作品。バリのレゴンダンサーを描いている

バリ島で美術館というと、「ネカ美術館」や「アルマ美術館」、「プリルキサン美術館」など、ウブドエリアにあるものが有名だが、バリ島の観光エリアの中でウブドだけ山間部にあるため、クタ、ジンバラン、ヌサドゥアなどの南部エリアに宿泊した場合は、片道1時間半以上もかけて行かなくてはならない。そこでおススメしたいのが、ヌサドゥアのど真ん中に位置する「ミュージアム パシフィカ」だ。この美術館は2006年のオープンだが、来館者は欧米人がほとんどで、日本人にはまだあまり知られていない。小さな美術館かと思って行ってみると、これが意外に広く、展示室は全部で11もあり、各部屋ごとのテーマに沿った絵画がたくさん展示されている。

バリ絵画からパシフィック絵画まで

メキシコの画家ミゲル・コヴァルビアスが描いた、バリの女性 メキシコの画家ミゲル・コヴァルビアスが描いた、バリの女性

フランス人オーナー、フィリップ氏が収集した絵画は、バリ絵画だけにとどまらず、アジアと環太平洋地域を題材にしたもので、作者は全世界に広がっている。なかには、あの有名なポール・ゴーギャンの水彩、版画、木彫もあって驚かされる。このほか、インドネシアが誇る画家ラデンサレやアファンディ、イタリア人画家ロムアルド・ロカテリ、オランダ人画家セイヤーズ・チャールズ、ハンスネル、ジェラード・ホフカー、メキシコ人画家ミゲル・コヴァルビアスなど、著名な画家たちが名を連ねているところからも、この美術館の質の高さがわかるだろう。また、バリ島を愛し、ウブドに住んでいたというルドルフ・ボネやアントニオ・ブランコ、サヌールに個人美術館を持つル・メイヨールなどの作品も展示。これだけでも充分見応えがあるうえに、カマサンスタイルなど、バリ様式で描かれたバリ人画家たちの絵画も観賞できるのだから、行って損はない美術館といえる。

独特のかわいさに一目惚れするプリミティブアート

第9展示室には、バヌアツやパプアニューギニアなどから運ばれてきたプリミティブアートが展示されている 第9展示室には、バヌアツやパプアニューギニアなどから運ばれてきたプリミティブアートが展示されている

中庭を囲むようにして建てられた展示室は、すべて繋がっているため、雨の日でも快適に回ることができる。第1展示室から第5展示室にはバリ島を含むインドネシアを題材にした作品が展示され、第6展示室では特定の画家の個展を開催。この個展は不定期に内容が変わるが、現在はスイス人画家テオ・メイヤーがバリ島、タヒチ、タイなどで描きあげた絵画が展示されている。第7展示室から第11展示室はインドネシア以外のアジアと環太平洋地域を題材に描かれた作品になっているが、注目してほしいのは第9展示室。ここでは絵画のほかにバヌアツやパプアニューギニアなどから集められたプリミティブアートを見ることができるが、このプリミティブアートがユーモラスでかわいいのだ。もともと宗教儀式のために作られたものだそうだが、その独特の感性は日本人にはないものであるにもかかわらず、どこか懐かしささえ感じる。ミニチュア版が売られていたら、絶対に買って帰って、家に飾りたいくらいだ。このほか、ミュージアム パシフィカには、ここには書き尽くせないくらいの見どころがあり、見応えも充分。バリ島の南部エリアに泊まるなら、ぜひ一度訪れてみてほしい美術館だ。

【関連情報】

バリ様式で建てられたパシフィカミュージアムの外観 バリ様式で建てられたパシフィカミュージアムの外観

Data
MUSEUM PASIFIKA(ミュージアム パシフィカ)
住所:Complex Bali Tourism Development Block P, NusaDua, Bali, Indonesia
ヌサドゥアのショッピングモール「バリコレクション」裏手
Tel:(62-361) 774935
Web : www.museum-pasifika.com
営業時間 : 10:00 18:00
入館料:Rp.70,000(約640円)/10歳以下の子どもは無料

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2012/06/28)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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