旅行中の洗濯物、どうしてますか?

旅行中、洗濯物をどうするか?長めの旅行になると悩みますよね。ホテルのランドリーサービスを利用するのもいいですが、料金が高い。アジア圏についてのガイドブックには「洗濯物は街のクリーニング店に出そう。安くて早くきれいに仕上げてくれる」と書いてあったりもします。私も、すべて自力で洗う貧乏旅行から始まり、街のクリーニング店、ホテルのランドリーサービス利用とさまざまな方法を試しています。そこで得た結論は、「海外旅行中に洗濯を人にやってもらうのは、ある程度賭けである」ということです。

いろいろな国でクリーニングを試してみると いろいろな国でクリーニングを試してみると

生まれて初めて洗濯物を託してみたこと

25年近く前、バリ島の民宿に泊まっていたとき、洗濯物を宿の娘さんに頼んだことがあります。翌日部屋に届いた衣類は、雨季のバリでも完璧に乾いており、丁寧に畳んでありました。彼女が手洗いし、アイロンで仕上げていました。長旅で体調が悪く、そのとき初めて下着も洗濯に出したのですが、下着を人の手で洗ってもらうことの抵抗は今も消えないものの、仕上げのよさには感動しました。それからは、洗濯に時間と体力を取られるよりはクリーニングに出すことも取り入れて旅するようになりました。

さまざまな国でのクリーニング

しかし、毎回このバリでの体験のようにうまくいくとは限らないということも、だんだんわかってきました。イスラエルのリゾートホテルのランドリーサービスにシャツを出したら、あとで触ってみると湿っぽいままだったり、マカオのホテルのランドリーでは「外部の業者に頼んでいるからあなたのチェックアウトまでに間に合わない」と断られたり、プレスの仕方が気に入らなかったり、マレーシアで街の小さいクリーニング店にコットンパンツを出し、ピックアップして次の街で穿いてみたら点々と色が抜けていたり……旅にトラブルはつきものというように、旅先でのクリーニングにも、やはりトラブルはつきものだったのです。

旅先のクリーニングは、旅そのものと同じ!?

漂白剤で脱色されてしまったパンツなど、別の街に移動した後では文句もつけられません。多少のトラブルには目をつぶって洗濯物を人手に渡すか、自分で洗うもしくは持ち帰るかは、あなた次第ですが、一つだけいえるのは“とびきり大切にしている衣類は日本でクリーニングに出すべし”です。一方で、じめじめした雨季のネパールで、ジーンズが短時間にからりと乾いて仕上げられてきたときにはやはり感動したこともあります。乾燥機だけでなくアイロンで仕上げてくれたのでしょう。“旅先のクリーニング体験”も、立派に旅の体験の一つを占める存在ともいえますね。