3世代の海外旅行、さあ困った

総勢7名、下は小学生から上は70歳までの3世代で初めて海外旅行に行くことになったら、行き先はどこがいいでしょうか?夫の両親が「みんなで海外に行こう」と誘ってきたのはうれしいですが、旅慣れしているからというだけの理由で行き先はもちろん行動の全権を委任され、嫁の私は途方に暮れました。今回は、初めて尽くしの海外旅行で体験した、いろいろな失敗談をご紹介します。

総勢7名の家族旅行、バリ島は最適な選択と思いきや……!(前編) 総勢7名の家族旅行、バリ島は最適な選択と思いきや……!(前編)

人数が増えれば興味の向く先も増える

夫の両親は旅行好きで、あちこちへ二人で行っています。とくにヨーロッパが好きなのですが、7人でヨーロッパは予算オーバー。近場のアジアは(夏なので)暑さが心配。加えて義父はアジア各国に良いイメージがなく、あまりいい顔をしません。我が家の5人は、当時小学生の娘以外、渡航経験数はまずまず。夫はひたすらごろ寝のリゾートライフ希望、息子たちはタウン派で街歩きに積極的、娘はどこでもいいけど美術館巡りは飽きるからイヤ。当たり前ですが、見事にばらばらです。

最大公約数的な行き先はバリ島に決定!

私は誰のどの希望ともうまく合わせて楽しめるタイプですが、今回は添乗員の重責から(気分はまさしく添乗員です)、自分が行ったことがあって勝手のわかる行き先が一番だと思いました。そこでバリ島を選びました。8月のバリなら、暑さも東京の夏よりはるかにマシですし、たとえばハワイに比べても予算は抑えられます。高級ホテルなら安全で快適なリゾート滞在ができ、宿泊客は白人や日本人が中心なので、いかにもアジアに来たという印象も薄まるでしょう。寺院などの観光も、自然を楽しむことも自由自在。私って頭いい……!

行ってみると、現実は厳しい

ところが、いざ旅行に行ってみるとそううまくはいきませんでした。まず誤算だったのが、3世代の人間の興味や体力の差。たとえば、ヴィラにこもってばかりでは退屈だろうと、体験ダイビングに両親を誘ってみても、「そんな恐ろしいことはしたくない。海まで行って海辺で座っているから行ってらっしゃい」。何時間も待たせるのは申し訳なくて、(添乗員としては)ダイビングを心から満喫する気持ちになれませんでした。そして実際退屈していたようです。(後編に続く)