聞き慣れない言葉「ガラディナー」とは?

今年(2015年)の年末は、「早めに休みを取ってクリスマス前から海外旅行」という人もいるかもしれません。さて、クリスマスイブ(12/24)や大晦日(12/31)に海外、おもに東南アジアのホテル(外資系が多い)に宿泊する場合、「ガラディナー追加代金」が発生することがあります。「ガラディナー」とは、1年のうちこの2日だけ(あるいは大晦日のみ)、ホテルが提供するスペシャルディナーです。これはその日に宿泊する人は、このディナー代を支払うことが宿泊の条件になります。もちろん「お代だけ払って不参加」は可能ですが、「参加しないから払わない」というのはNGなのです。

世界のニューイヤー 〜年末年始のアジアのツアーにある「ガラディナー」っていったい何? 世界のニューイヤー 〜年末年始のアジアのツアーにある「ガラディナー」っていったい何?

ガラディナーが設定してあるのは、どのエリア?

ではこのガラディナーがあるのは、どの方面のツアー(やホテル)でしょう。ざっくりくくると、4つ星以上の東南アジアの外資系ホテルや太平洋のリゾートです。インドネシアのバリ島、マレーシアのランカウイ島やペナン島、フィリピンのセブ島、タイのプーケット島やサムイ島、バンコクやチェンマイの一部ホテル、ベトナムのホーチミンやハノイ、カンボジアのシュムリアップ、シンガポールのビンタン島、ニューカレドニアやタヒチなどの南太平洋の島々です。ガラディナーはすべてのホテルにあるわけではなく、同じ場所でも町なかのホテルや、超高級ホテルにはないことが多いです。また、強制ではなく任意で選べるホテルもあります。ガラディナーで一番大きな問題はその料金ですね。これはたいていツアー代に含まれていないので、現地で徴収されます。そして「家族で旅行」となると、この料金が宿泊代を軽く超えてしまうことがあるのです。

ガラディナー代っていくらぐらいするの?

それでは、ガラディナー代がいくらぐらいするのか、一例を挙げてみましょう。とある旅行会社のサイトをみると、バリ島のウエスティン・リゾート・ヌサ・ドゥアだと、大人3万2000円、子供1万6000円となっています。夫婦と子供2人の家族なら、ガラディナーだけでほぼ10万円近くに。プーケットのアナンタラでは、大人5万5000円、子供2万7000円です。ガラディナー代がそこまで高くないホテルもありますが、たいてい1万円はかかります。また、12/20〜1/5は、さらに「最低滞在日数」が設定されているリゾートもあります(たいてい3泊)。そんな訳で、ツアーを申し込む際は、このガラディナー代がかかるか、そしてそれは必須なのか、よく調べてからにしましょう。

ガラディナーはどんな雰囲気?

で、ガラディナーってどんな感じなのでしょう。私は参加したことはないのですが、たいていは熱帯なら屋外で、ビッュフェ形式の食事が提供されます。ステージでは伝統舞踊などのショーが開かれるほか、ダンスやビンゴ大会なども行われたりするようです。そういうのが楽しめる方は、同じホテルの他の方と親睦を深めたりして、けっこう楽しいようですよ。また、カウントダウンの後、花火が打ち上がることもあります。ガラディナー代はたしかに高いですが、それはまあ、“特別な日”の追加料金と考えて、積極的に楽しむほうがいいでしょう。もちろん強制参加ではないので、お金さえ払えば出席しなくてもいいのですけれど、それももったいないと思います(笑)