町中にバニヤンツリーの生い茂るジャングルが! 

タイ南部のビーチリゾート、カオラックから車で20分ほどのところにあるタクアパタウン。ここは生鮮市場、バスターミナル、病院、銀行、市役所、警察署と地元タイ人の生活を支る素朴な町です。官庁街を抜ける1本の道を約500mほど入ると、「リトルアマゾン」と書かれた看板が右側に見えてきます。そこは町の雰囲気とは一線を画す、バニヤンツリーの老木や熱帯の木々が生い茂るジャングルを蛇行するタクアパ川の支流が流れている場所なのです。

リトルアマゾンを船から見る リトルアマゾンを船から見る

カラフルで可愛らしいプリートボートで、ジャングルクルーズ

水辺には、色とりどりにペイントされた小さな木製の「プリートボート」と呼ばれる船が止まっています。この船でジャングルクルーズができるのです。船を操縦する船頭さんは地元のオジさんたち。皆さんそれぞれ本業を持つ人ばかりで、中には警察官やゴムの木農園を経営しているなんてオジさんも。取り外しのできる船のエンジンを各々が持ってきて船に装着しジャングルを船で案内してくれます。

幻想的なジャングルの風景と自然に感動!

一人一隻に乗り込んでいざ出発! ゆっくりと目の前の風景が変わっていく幻想的なジャングルの景色は、街から一歩入っただけとは思えない環境です。川の両脇には樹齢100年以上のバニヤンツリーが無数の枝根を水中まで垂らし、椰子葺き屋根に使われるニっパパームの葉は地面から垂直に葉を伸しています。またこのボートトリップでは、夜行性のマングローブスネイクが木の上でとぐろを巻いている姿を見ることもできます。船頭さんにとってヘビ探しはお手のもののようで、「あそこにヘビがいるよ」とオールでヘビのいる木の枝を指してくれますよ。天候が悪くなければヘビを見れる確率はかなり高いです。

マングローブの森を流れるタクアパ川を船でかっ飛ばす気分は最高!

支流を抜けるとタクアパ川の本流に合流します。ここは汽水域のため川の両側にはマングローブ林が群生している場所で、これは「タイ国内最大のマングローブ・エコシステム」と言われています。ここからは船のエンジンをかけ、マングローブ林の間をかっ飛ばし気分爽快! 何人かで来るとちょっとしたボートレースをしているみたいです。どのくらいのスピードが出ているかはわからないけれど、小さな船のせいか水面が近く、よりスピード感を味わえます。

干潮時だけ上陸できる小さな陸地。

そして干潮時にだけ現れる小さな陸地に到着です。そこには自分たち、広い空、透き通る川、マングローブの森だけがあります。なんとも贅沢で心が洗われ、自然の偉大さを実感できることでしょう。マングローブを間近で見たり、素手で砂を掘るとアサリが獲れます。その場で貝を開けて食べてみるとなんとも甘みがあり、絶品でした! 遠浅の川では泳ぐこともできるので、泳ぎたい人は洋服の下に水着を着て、タオルも持参してきて下さいね。所要時間は約2時間ほど、半日で気軽に楽しめ癒されますよ。