立地はいいのにアクセスが悪いランタ島

タイ南部、アンダマン海に浮かぶランタ島。ランタ・ノイ島とランタ・ヤイ島のふたつの島があり、リゾート開発されているのは、ランタ・ヤイ島です。ランタ・ヤイ島へのパッセンジャー・フェリーは、おもにハイシーズンにしか運航されていないので、アクセスが不便。現在このふたつの島と本土の間を移動するには、カーフェリーを利用します。クラビーやトラン、スラーターニーなど本土の町やプーケットからバスや乗り合いバンに乗って、車ごとフェリーで海を渡ることになります。

橋のルートがわかるようになってきた(2015年3月現在)c:Yukako Inoue 橋のルートがわかるようになってきた(2015年3月現在)c:Yukako Inoue

2度のカーフェリーは、待ち時間のほうが長い

2回フェリーに乗るため、出港のタイミングに合わなかったり、フェリーがいっぱいになってしまうと、それぞれで20〜30分は待たされるハメになります。ハイシーズンの混雑期は、2、3回転待たされ、渋滞になることもしばしば。フェリーに乗っている時間は10〜15分程度なので、待ち時間がよけい長く感じますね。ハイシーズンならクラビーやピピ島からフェリーを利用するほうがいいでしょう。クラビーやプーケットからスピードボートを利用することもできますが、かなり割高です。

2つの島を結ぶ橋がもうすぐ架かる!

ランタ・ノイ島とランタ・ヤイ島の間に橋が造られるという計画が発表されたのは2008年のこと。フェリーの燃料や海水汚染の削減、ほかの都市からのアクセスの改善などを目的に掲げて造られる新しい橋。その総工費は、周辺道路の整備も含め約4億バーツ(約14.8億円)という。フェリー会社の反対などでのびのびになっていましたが、2012年に工事がスタート。完成は2014年の予定でしたが遅れており、地元では2016年になるのではないか、といわれています。

橋の完成によって何がどう変わる?

長さ650メートル、2車線で幅11メートルの車道の両脇には2.5メートルの歩道、橋のたもとには公園が設置されます。完成すれば、ランタ・ヤイ島からランタ・ノイ島へレンタルバイクや自転車、徒歩でも行くことが可能に。こちらの島は観光化されていないため、漁村や手つかずの美しいビーチを訪ねるなど、ローカルな雰囲気を楽しめます。フェリーが1回になると、どのくらいアクセスが改善されるかは、蓋を開けてみないとわかりませんが、新名所になることは間違いなし。橋の完成が今から楽しみです。