周辺の島々をめぐるアイランドホッピング

タイ南部のリゾート地、クラビーは巨大な石灰岩が切り立つ神秘的な風景が魅力。周辺の島々やビーチを半日〜1日で回るアイランドホッピング・ツアーが人気です。ツアーに使われるボートは、ロングテイルボートまたはスピードボート。ロングテイルボートとは、細長い木造の漁船。最後尾にあるエンジンから長い尻尾のようなプロペラシャフトが出ているため、こう呼ばれています。さて、楽しいボートトリップですが、ツアー選びと乗船の際に注意しておきたいことがあります。

タイの南の島々をホッピングしよう タイの南の島々をホッピングしよう

スピードボートは速いが、乗り心地は刺激的

スピードボートのほうが、移動時間が短縮されて効率的ですが、ツアーでよく使われる小型のボートの乗り心地はあまりよくありません。20〜30人が狭いエリアにギチギチに座ります。ボートが波の上をゴンゴンゴンゴンと跳ねるたびに縦揺れして、身体も上下に弾む。雨季など波が高い日にはさらに横揺れが加わって、かなりエキサイティング。水しぶきがすごいので風景も堪能できません。船に酔う傾向のある人、腰が悪い人は避けたほうがいいでしょう。

初心者にはロングテイルボートがおすすめ

ロングテイルボートは、縦揺れはなくスイスイと進みます。やはり波が高いと横揺れが多くなりますが、スピードボートほどの衝撃はないので、慣れない人にはこちらがおすすめ。ただ椅子は板を船の両脇に渡しただけの簡易なベンチで、定員は10〜40人程度。こちらも満員だと窮屈ですが、風情もあるし、水しぶきも少ないので、風景をのんびり眺めることもできます。ただし撮影するときは、ファインダーばかり見ていると、ときどきピシャッと水しぶきにやられるのでご注意を。

ボートの乗り降りでは濡れるのを覚悟して

どちらのボートにしても、干潮時はビーチに着けられないことがあります。かなりの引き潮だと数百メートル沖に停泊。高級リゾートのツアーならトラクターで迎えに来てくれますが、一般のツアーではドロドロの海を歩くことに。ビーチ上から乗り降りする場合も、膝上くらいまで海に浸かるので、荷物は最小限にしてビニールバッグなど防水できるものに入れましょう。服装は水着の上に何か羽織るなど濡れてもいい恰好で、足下はビーチサンダル、雨対策に合羽も必要です。乗船時は万が一に備えてライフジャケットの着用もお忘れなく。

スノーケリングは予習していくと安心

最後に、スノーケリングをする場合に気をつけたいことをいくつか挙げましょう。一般の現地ツアーのスタッフは、道具を貸してくれるだけで、あまり説明がないことがあります。英語がよくわからない人、初めての人は道具の使い方を調べておくと安心。混雑時には、ほかのツアーのボートもたくさん停泊するため、ボートの位置が動いていることがあります。迷子にならないよう、同じボートの旅行者を覚えておいたり、ボートの位置をときどき確認しましょう。ワイルドですが、いろいろな島をめぐるツアーは楽しいので、参加してみてください。