ジャングル・トレッキング楽しめる自然公園

鬱蒼としたジャングルで有名なマレーシアのボルネオ島の北西部に、クチンという街があります。クチンとはマレー語で「ネコ」という意味で、ここにはネコの像が立っていたりしますが、特にネコが多いということはなさそうです。ボルネオで、ジャングルを歩いてみたいけど、深いジャングルの中へ入るのは自身がないという方に、手軽にジャングル・トレッキングが楽しめることで人気なのが、クチンの北37kmのところにあるバコ国立公園です。クチンからバスでバコ村へ行き(約1時間)、そこからボートに乗り換えて約30分。国立公園にはロッジがあって宿泊も可能で、クチンのツーリストインフォメーションで予約できます。

ボルネオのジャングル・トレッキングを楽しめるバコ国立公園 ボルネオのジャングル・トレッキングを楽しめるバコ国立公園

ボルネオにしかいないサルに会えるかも

バコ国立公園は、マレーシア側のボルネオ(サラワク)で最も古い自然公園です。キャンプをしながらの宿泊コースから、1〜2時間程度のお手軽なコースまでいろいろなコースが設定されています。数時間のショート・コースでも、深いジャングルも味わえますし、野生のサルが木々の向こうから鳴き声を上げるのを聞くことができるでしょう。ボルネオにしかいないテングザルやシルバーリーフ・モンキー、カニクイザルも見られるかもしれません。こういった珍しいサルを見るには、動物が最も活動的になる夜明け直後と夕暮れの直前の時間帯が最適です。だから、どうしてもサルが見たい場合は、国立公園のロッジに宿泊することをおすすめします。

多種多様なウツボカズラにも見とれてしまう

バコ国立公園には、ボルネオで見られるほとんどの種類の植物を見ることができるといわれています。森には小さな壺の形をした食虫植物ウツボカズラがあちこちに何種類か生え、ヒゲイノシシやバナナリスと遭遇するかもしれません。2時間と設定されたコースは、歩くだけで2時間という意味です。ゆっくりと動物を見たり、植物の写真を撮影したりしていると、時間はどんどん過ぎていきます。夕方になるとジャングルは暗くなって危険ですので、懐中電灯をお忘れなく。また途中で水は補給できませんので、飲み水も十分にお持ち下さい。