- 松浦紀子
- マレーシア在住。会社員。旅行の乗り継ぎでたまたま寄ったマレーシアに魅了され、渡馬。好奇心旺盛で、興味を持ったものには探究心バリバリ、そして良いと思った物は皆にも伝えたい。ただ今、常夏マレーシア生活を満喫中!
出発エリアをに変更しました。
眼下には断崖絶壁の山に鬱蒼とした熱帯雨林、そしてタイの国境まで見渡せる程、どこまでも続く青い海。思わずうっとりの絶景を楽しめます!
マレーシアのビーチリゾートとして、一番有名な場所はランカウイ島。プーケットやバリと違って未だ観光地化されておらず、マングローブの森が続き、水牛が道路脇で寝ていたりと、素朴な自然が色濃く残る島。海は綺麗だし、マレーシアのローカルフードが日本人の口にあいます。また免税の島なので、ブランド品やビールまでもが免税になるのも、嬉しい限り。年々日本人のリピーターが増えているのも、うなずけます。ランカウイの見所はたくさんありますが、その中でも一番のオススメは「ランカウイ・ケーブルカー」。山頂から見上げるランカウイ島!また違ったランカウイの良さが発見できるはず!
これが途中の展望台からの眺め。左が山頂、右には山の間に架けられた吊橋。スケールの大きなケーブルカーです
このケーブルカーは2002年の11月に開通した、ランカウイでもまだ新しい観光名所。マチンチャン山頂上に伸びるロープウェーで、高低差は約680メートル、距離は約2000メートルあります。ゴンドラは6人乗りで乗車時間は20分程です。これが想像していたよりも、とってもスリリング!なのです。標高は決して高い山ではないのですが、ものすごい切り立った崖をケーブルカーで一直線に上がります。風が出たら、突然「ガクン」と停止することも。景色だけなく、こんなスリルがあるのも楽しいうちの一つです。
山頂近くにある吊橋。標高は605メートル。下を見ると足がすくんでしまいます
ケーブルカーは2段階になっていて、まず第1の駅に展望台が設けてあります。ここで一息ついてから、別の山に向かって伸びているケーブルカーに乗り換えて山頂を目指します。山頂での見所は山と山の間に架けられている吊橋。
頂上から100メートルの登山道を下ると見えてくるこの吊橋からは、ランカウイを一望することができ、見晴らしは抜群。おいしい空気を吸いながら、自然の雄大さを満喫することができます。
山と山の間に架けられた吊橋。すぐ横には断崖絶壁の山々。しばし時間を忘れてこの景色にのめりこんでしまいます
ランカウイは熱帯雨林特有のスコールが夕方にあるため、ケーブルカーには天気が安定して空気が澄んだ午前中にお出かけをすることをオススメ。また風が強い日は運休することもあるので、事前にホテルのロビーで運行されているかどうか?確認してからお出かけしましょう。
ランカウイには見所はたくさんありますが、このケーブルカーは絶対に「ここだけは外せないポイント」ですよ。ケーブルカーに乗っている時間はそれほど長くはないのですが、ちょっぴりスリルのある、空中ドライブが楽しめるはずです!
■ ランカウイ・ケーブルカー
営業時:10:00〜19:00
チケット代:大人RM25、子供RM15
乗り場:オリエンタル・ビレッジ(Oriental Village)
行き方:公共の交通機関がないので、タクシー利用
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/01/23)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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