愛くるしいタルシウスを発見!

17時近く、周囲はまだ明るいですが、ガイドが懐中電灯で照らすと、木のうろに2匹のタルシウスが見えました。目が大きく、愛くるしい姿です。先に来ていた観光客が写真を撮っているので、私もカメラを向けます。写真がブレるギリギリの明るさなので、タルシウスには悪いけどストロボを使います。が、毎日観光客が来るので慣れているのか、動じる気配もありません。先に来ていたガイドが、どこかで捕まえて来た小さなバッタをタルシウスの目の前に置きました。すると、すぐにタルシウスがぴょんと跳ねてバッタを捕まえ、またぴょんと跳ねて元の定位置に戻りました。写真を撮るのが間に合わなかったほどの、すばやい動きでした。

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帰りはもう真っ暗。懐中電灯は必携です

次第にあたりは暗くなってきました。写真も撮ったので、完全に暗くなる前に私たちは戻ることにしました。前回はタルシウスがエサ採りに出かけるまでねばったので、帰りがもう真っ暗で大変だったからです。それにタルシウスも、「早く帰ってくれよ」という感じでした(笑)。それでも公園内の道に出て、管理事務所へ向かう途中で日が暮れてしまいました。途中で、これから森へ向かう西欧人カップルとすれちがいました。ガイドもなしで真っ暗な森で大丈夫かなと、少し心配でした。宿に戻ったのは18時半ぐらい。なので懐中電灯は必携です。また、暗くなると蚊も出てくるので、虫除けを塗ることも忘れずに!

翌朝も熱帯雨林の中をウォーキング

翌朝の動物観察ウォークは、8時スタート。もっと早く出たかったのですが、ガイドが遅刻したのです(笑)。前日と同じように途中までは公園内の道を歩き、それから森の中に入って行きます。朝なので、森の中では熱帯の鳥がたくさん鳴いていました。よく見かけたのは色鮮やかなカワセミです。そして頭上を飛ぶサイチョウ(ホーンビル)も何度か見かけました。くちばしの上に、角のような突起があるので、動物の「サイ」の名前がつけられた鳥です。見ることはできませんでしたが、ほかにもフクロウや有袋類のクスクスなどが棲息しているようです。しかし、この「朝の部」の目的となる動物は、それらではありません。「マカカ」または「マカク」と呼ばれる、クロザルなのです。(その4につづく)