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珍しい動物が見られる、インドネシアのタンココ自然保護区へ その4 豊かな表情のクロザル


掲載日:2015/08/31 テーマ:動物 行き先: インドネシア / マナド(インドネシア)

タグ: 子供にオススメ 大自然 動物


クロザルの群れに遭遇!

珍しい動物が見られる、インドネシアのタンココ自然保護区へ その4 豊かな表情のクロザル 珍しい動物が見られる、インドネシアのタンココ自然保護区へ その4 豊かな表情のクロザル

このクロザルのもっとも有名な繁殖地が、このタンココ野生動物保護区なのです。2014年にNHKの番組でも放送されたことがあるんですよ。黒くて短い体毛に覆われたこのサルの体長は45〜60cm。ふだんは群れで樹上に棲み、エサを採る時などには地上に降りてきます。おもに果物や木の実を食べますが、昆虫や鳥の卵、トカゲやカエルも食べるようです。小さな分かれ道に入り、明るい林に入りました。すると前方に人がいます。ユニフォームを着た若い男女数名で、公園で働いている職員でした。その先にはクロザルの群れが樹上に見えます。個体数を数え、生態を観察しているのです。

表情が豊か過ぎて、“怖い”顔のクロザル

私はその職員たちのそばに座って、クロザルの群れを観察することにしました。頭数は全部で30頭ほど。小さな赤ちゃんザルもいます。このクロザル、顔がとても“怖い”ことで知られています。表情で仲間どうしのコミュニケーションをとることから、サルの中でも飛び切り表情豊かなサルなのです。ただ、もとがちょっといかつい顔なので、歯を剥き出して怒ったらまるでホラー映画。笑うこともあるのですが、笑ったら笑ったらで、殺し屋がニカッとしたようでまた怖い。しかし実際は、仲間同士で暴力で争うことは少なく、表情や威嚇で勝負が決まるのだそうです。

「サルに著作権はあるか?」で有名になったクロザル

このクロザル、とても好奇心が旺盛なようです。最近、「サルが“自撮り”した写真の著作権は誰にある?」がウエブ上で論争を呼びました。イギリスのある写真家がクロザルをこの森で撮影していたところ、興味を示したクロザルの一匹がカメラを取って“自撮り”したのです。写真家がその写真をウエブで公開したところ、その画像がウィキペディアに無許可で掲載されたというのです。写真家は著作権を主張し、削除を要請したのですが、ウィキ側はそれをパブリックドメインだとして拒否したとか。もしかしてこのニュースでクロザルを知った方もいるのでは? 

海も楽しめるタンココ

さて、最初は離れた樹上にいたクロザルの群れですが、次第にこちらに近づいて来て、いつのまにか群れにすっかり囲まれてしまいました。そのうち、5〜6頭が下りて来て、こちらの様子をうかがっています。あまり近づいて来ると、ちょっと怖いですね。しばらく観察して、私は職員たちやクロザルに別れを告げることにしました。宿に戻ったのが11時ぐらいだったので、3時間ぐらいのウォーキングだったでしょうか。ガイドによれば、最長で5時間ぐらいのコースもあるようです。最後に、ガイドに海を見たいというと、バイクで村の港まで連れて行ってくれました。海は透明度が高く、スノーケリングもできるそうです。また、ドルフィンウォッチングのボート手配も可能だということでした。また来る機会があったら、ぜひ海も楽しんでみたいと思います。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2015/08/31)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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