英語くらい話せるようになりたい!

外国を旅していると、英語くらい話せるようになりたいと思いませんか? 旅の様々なシーンで、片言でも英語なら通じることが多いので、なるほど英語は必須なのだとあらためて思い知りますよね。僕も旅を始めた頃そうでした。ただ日本人ばかりが集まりがちな、日本人宿に泊まっていると、それはそれで実に楽しいのですが、一向に上達しません。適度に外国人旅行者たちが集まっていて、なぜか日本人宿がなく、長期に宿泊する人が多くいて、外国人とでも顔なじみができる町……。今から考えると、そんな町で、僕の英語力はグーンとアップしたのでした。

旅は英会話上達の最高の場所。外国人と仲間になって、多読にチャレンジ! 旅は英会話上達の最高の場所。外国人と仲間になって、多読にチャレンジ!

外国人旅行者たちの輪の中に入ってみよう

それがマレーシアはペナン島にあるチュリア・ストリート界隈の安宿でした。日本人宿はなく、庭を宿泊客に開放しているゲストハウスでは、なんとなくみんなが集まり、旅の話に花が咲きます。まずは「Where do you come from(どこから来たの)?」から会話は始まります。「How many days do you travel(何日間旅をするのですか)?」と挨拶代わりの会話が続きます。すなわち、互いに何者で、どこから来て、どこへ行こうとしているかを確認し合うのです。僕など最初の内は、全然わからない会話であっても、「ハハーン」とか言って、わかったふりをしていました。会話で大切なのは、リズムやテンポなので、最初はそれに乗ることが、意味を分かるより大切なのです。場の空気を読むことですね。それで後で部屋に帰って英和辞典を引いて、ようやくみんなが何を話していたかが、わかるような有様でした。

実際の会話と多読で、英会話力を飛躍的に伸ばす

もう少ししっかりと英会話を勉強したいと思った僕は、ペナンの本屋でよさそうな本を見つけました。それが、イギリスのオックスフォード大学出版局が出している小説類だったのです。『ピーターパンの冒険』や『宝島』、最近では日本の『忠臣蔵』まであります。特徴は、使用単語数が明記されており、自分の英語力に合った本を選ぶことができることです。いちいち辞書を引いて、本を読んでいたら、一向に前に進まず、面白くないですからね。でもこの本ならスラスラ読めそうな単語数の作品を選べるのです。こういう学習法を「多読」というそうですが、当時二十歳そこそこだった僕は、徐々に多くの単語数で書いた本を買って読んでいるうち、飛躍的に話せるようになっていったのです。それに、毎日外国人旅行者たちとも話していましたし。英会話上達のとっかかりとしては、ペナンに限らず旅先では、外国人の友達を作り、多読するのも、英語上達のひとつの手かもしれませんね。