食べ歩きも楽しいプーケットタウン

(前編よりつづく)プーケットタウンの旧市街「オールドタウン」には、シノ・ポルトガル様式のタウンハウスを利用した、洒落たカフェやレストランが増えています。街歩きの途中でのひと休みにももってこいなのですが、こと食べ歩きとなると、おすすめしたいのは移民の町・プーケットタウンやタイ南部らしさを楽しめる、ベタなローカルフードです。その筆頭に挙げられるのは、中国移民が今に伝える「福建麺(ホッケンミー)」ですね。時計台のそばに“汁なし”と“汁あり”の名店が2軒並んでいます。

汁なし 汁なし

中国移民のこってり焼きそば「福建麺」

まずは“汁なし”の名店をご紹介。「ミートンポー Mee Ton Poe)は1946年創業の老舗。福建麺(太麺)に味濃いタレをからめた焼きそば「ホッケンミーパッ(ト)」はタレ多め。焼きそばというより油そばという感じ。注文時に「サイカイマイ?(目玉焼きのせる?)」と聞かれたら迷わず大きくうなづきましょう。濃いタレと玉子がよく合います。薬味の小タマネギや別売のケープムー(豚の皮を揚げたの)を加えるのも定番。豚の角煮(ムーホーン)やトムヤムクン炒飯などもおすすめです。

“汁あり”福建麺はあっさり味が日本人好み

“汁あり”の「ホッケンシャーミン」なら隣の「ソムチット Somchit」へ。海老ダシのきいたやさしいスープは、思わずゴクゴクと飲み干したい。福建麺(ホッケンミー)というと太麺が登場しますが、細麺希望なら「バミーナーム」といえばOK。どうして同じ福建麺でここまで表情が違うのか、それは謎ですが、食べ比べるのも楽しいです。オールドタウン周辺には、ディムサム(飲茶)の店も多いので、朝食にはおすすめです。店頭に出されている点心が乗った皿を指差しで選べば、蒸してもらえるので注文しやすいですね。

眺めだけじゃない! 地元めしも魅力のカフェ

前編の街歩きでご紹介した、ラン・ヒルの頂上にあるレストラン&カフェ「トゥンカ・カフェ Tunk-Ka Cafe」でもプーケットらしい料理が味わえます。カニの味が濃厚なカレー(ゲーンプー)を極細めん(センミー)で味わうNo.60、エビのエキスと地元ハーブ“リアン”の風味が凝縮されたスープNo.47が独特です。テラスからの夜景がロマンチックで、プーケットの若者たちが、ここぞ!というときに使うお店。大切な人とのひとときにおすすめですよ。