高級なロブスターよりカニざんまいがオトク

プーケットのシーフードというと、プーケットロブスターが有名ですが、年々値上がりしていまや1kg3400〜4500バーツ(約12580〜16650円)もする超高級品。リーズナブルにシーフードを満喫するならカニがおすすめです。1品250〜450バーツ(約925〜1665円)程度でいろいろな料理が楽しめます。タイ語でカニはプー。最もよく食されているのは、「プー・マー」という青い渡り蟹です。英語ではブルークラブや、ブルースイミングクラブと呼ばれています。(価格は2015年4月現在)

カニ料理の王道「プー・パッポン・カリー」 カニ料理の王道「プー・パッポン・カリー」

渡り蟹のプー・マーはタイのカニの代表選手

プー・マーは、蒸したてをそのまま食べるのもいいのですが、せっかくなのでタイならではの料理を楽しみましょう。プー・パッポン・カリー(カニのイエローカレー炒め)やソムタムがポピュラーですが、私のイチオシはブラックペッパー炒めです。以前シーフードレストランでおすすめされてから、すっかりハマってしまいました。生のブラックペッパーとニンニクのきいた醤油ベースのタレがおいしくて、ビールも進む。手がベタベタになりますが、つい夢中になって食べてしまいます。

プー・ニムは、殻ごと味わえるのが魅力

カニの身をかき出したり、手を汚すのがイヤな人は、ヌア・プー(殻なし)で注文するかプー・ニムを食べてみましょう。プー・マーが脱皮したばかりの、殻がやわらかいソフトシェルクラブです。プー・ニムがあるレストランだったら、プー・マーと同じメニューをプー・ニムで注文できることもあるのでお店の人に聞いてみましょう。殻ごと揚げているので、旨味がギュッと詰まっていてジューシー。ソムタムも、プー・マーだと生の塩漬けを使いますが、プー・ニムは揚げてあるので安心。手も汚れず、食べるのも楽ちんです。

セミのようなプー・チャカチャンはミソも旨い

お隣のパンガー県にも名産のカニがあります。プーケット島と本土を結ぶサラシン橋の近くに、プー・チャカチャンというカニを売っている屋台があります。チャカチャンとはセミのことで、たしかにセミのような奇妙な形をしています。和名はアサヒガニ。ハサミや足は食べるところがありませんが、甲羅をパカッと開けると卵やミソ、身がぎっしり。身は甘みがあり、味が濃い。蒸して売っているので、その場でアツアツを食べましょう。一匹30〜50バーツ(約111〜185円)程度と格安です。ラワイビーチでも味わえるとか。

真っ黒で爪の大きなプー・ダム

マングローブ林に生息する、真っ黒で爪が大きなカニ“プー・ダム”も名産です。サラシン橋から車で約10分、国道402号線を北上したところにその名も「プー・ダム」と直球の専門店があり、いつもにぎわっています。ここでプー・ダムを食べるならプー・パッポン・カリーやレモンソースで。カニの味が濃厚で、プー・マーを使ったものよりおいしいと評判ですよ。プー・ダムはパトン・ビーチなどのシーフード・レストランでも出しているところがあるので、黒いカニを見かけたらぜひ味わってみてください。