セント・トーマス島にある首都シャーロット・アマリィ

その1からの続きです。さて、米領ヴァージン諸島の中心、セント・トーマス島がどんなところか、紹介して行きましょう。ここには国際空港があり、ニューヨークやアトランタ、マイアミなどの北米の都市やカリブの国々と結ばれています。首都シャーロット・アマリィへは空港からタクシーで15分、クルーズ船が着くヘブン・サイトからは1〜2kmほど離れています。アメリカ領になってからまだ100年経っていないこともあり、シャーロット・アマリィはデンマーク領時代の面影が残る町です。

世界有数のビーチがある米領ヴァージン諸島へ、クルーズ船で行こう! (その2) 世界有数のビーチがある米領ヴァージン諸島へ、クルーズ船で行こう! (その2)

シャーロット・アマリィの見どころ

町の中心部は1km四方に満たないので、歩いてまわれる範囲です。市内の東には、17世紀に建てられたクリスチャン砦があります。ここはたびたび海賊に襲われたということで、まさに映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の世界ですね。そこから高台へ向かうと、「ガバメント・ヒル」と呼ばれる19世紀の古い建物が残る一帯に出ます。町なかにはほかにも、古いシナゴーグ(ユダヤ教徒の礼拝所)やデンマーク様式の教会などの見どころが残っています。

町と港を見下ろす展望台へ

シャーロット・アマリィで一番の観光名所といえば、「スカイライド・トゥ・パラダイス・ポイント」かもしれません。これはクルーズ船の着くヘブン・サイトからロープウエイ(現地ではケーブルカーという)で登る、標高213メートルの小高い丘の上にある展望台です(往復US$21)。ここはシャーロット・アマリィの町や停泊するクルーズ船、その向こうの島や青い海などが見渡せる絶好の撮影スポット。セント・トーマスの写真には、よくこの展望台からの写真が使われています。レストランやバー、土産物屋などもあり、サンセット時には観光客でにぎわいます。

ショッピングが楽しいタックス・ヘイブンの島

さて、女性にとってシャーロット・アマリィでの一番の楽しみといえば、ショッピングでしょう。実は米領ヴァージン諸島は「タックス・ヘイブン(免税)」の島。そこで、「ふだんは買えない高いものを思い切って買っちゃおう!」というアメリカ人観光客が少なくないのです。彼らにとっては、国内旅行ですからね。シャーロット・アマリィにはメインストリートを中心に350軒のショップが、また、クルーズ船が寄港するヘブン・サイトにはショッピングモールがあります。売っているものはブランド品や化粧品、ジュエリーやバッグ、電化製品から、税金が高いお酒やタバコなどなど。まあ、日本人にはわざわざ買おうというものは少ないでしょうが、記念にTシャツやラム酒、民芸品などを買ってみるのもいいですね。(その3につづく)