海亀とワニの島、ケイマン諸島

キューバに行きたかっただけなのに、航空券の手配を頼んだ旅行会社の友人に手配されてしまって、成り行きで行くことになったグランドケイマン。どこにあるのか、どんなところなのか、ほとんど知らずに行ってしまいました。グランドケイマンは、カリブ海に浮かぶイギリス領ケイマン諸島最大の島です。1503年にコロンブスが到着し、岩と間違えるほどたくさんの海亀がいたため「カメ諸島」と呼ばれるようになったのですが、ワニも多くいたので、のちに先住民の言葉でワニを意味するケイマナスと呼ばれるようになりました。これがケイマンの名前の由来です。入国スタンプには、かわいらしい海亀が描かれています。

『セブンマイルビーチとダイビングと地獄』 カリブのリゾート、グランドケイマン 『セブンマイルビーチとダイビングと地獄』 カリブのリゾート、グランドケイマン

セブンマイルビーチでリゾート気分満喫!

グランドケイマンと言えば、まず有名なのが「セブンマイルビーチ」。島の西側に緩い弧を描いて伸びる白砂のビーチは、実は5.5マイル(約9km)しかないのだそうです。私は、セブンマイルビーチの中ほどに宿を取りました。ホテルを出て、道路を渡ったらすぐ、見事に透き通った真っ青な海が目に飛び込んできます。海はとっても穏やかでした。ホテル所有のビーチベッドに横になり、ビールを飲みながら本を読んで、時々海に入って涼しくなったらまた横になって、眠くなったらそのままウトウト…。最後に美しい夕暮れを見て、キューバ旅の疲れも完全に癒えました。

大きなエイと一緒に泳げるスティングレイシティ

グランドケイマンはダイビングのメッカとしても有名です。島の北にあるスティングレイシティというポイントでは、大きなエイと泳いだり、餌付けしたりすることができます。私はダイビングはできないので、シュノーケリングのツアーに参加しました。大きなエイたちが間近を泳いでいる姿が見られて、シュノーケリングでも十分楽しめました。そしてもうひとつ、ここにきたら絶対にやろうと決めていたことがありました。それは‘地獄’からの葉書を友人に送ることです。この島には「ヘル(地獄)」と呼ばれる石灰岩の地形があり、その隣には「地獄郵便局」もあるというのです。

「私は今、地獄にいます…」

市バスに乗って、セブンマイルビーチの北にある、ウエストベイ地区まで行きます。バスに乗る時、「I want to go to Hell」と言ったら、 車内の乗客に笑われました。「私は地獄に行きたい」、確かに変ですね(笑)。石灰岩でできた‘地獄のような’地形はほんの少しで「これだけ?」って感じでしたが、横にある土産物屋で絵葉書を買い、「地獄より」としたためて投函することができたので満足でした。最後に‘HELL’と書かれた道の標識の前で写真を撮って、バスで地獄からホテルに戻りました。後日、葉書を受け取った友人が「面白かったよ」と受けてくれたので、ミッションコンプリート、です。