バックパッカーでもちょっとフォーマルな靴を持っている

昔、ドミトリーで一緒になったヨーロッパ人青年にその巨大なバックパックにはいったい何が入っているのかと尋ね、中を見せてもらったことがあります。いろいろ興味深いものが入っていましたが、驚いたことのひとつはサンダル、スニーカーのほかにけっこうかっちりした革靴が入っていたことでした。別の機会にヨーロッパ人女子のパッキングを傍で見ていたら、スニーカーとビーサンのほかにちょっとお洒落なヒールつきの革のサンダルが入っていて、さすが白人だなーとわけもなく感心したものです。

西洋人のおしゃれは靴から −ヨーロッパ人は足元を見ています 西洋人のおしゃれは靴から −ヨーロッパ人は足元を見ています

文字通り「足元を見られる」

長期旅行の途中でトルコのある町のカジノに入ろうとしたら、トレッキングシューズでは入れてもらえなかったことがあります。キューバのハバナでは、テアトロ(劇場)でのイベントにビーサン履きの日本人の男の子が入れてもらえなかったのを見かけました。キューバ人はリッチではありませんが、ディスコやクラブに行くときは清潔できちんとした格好で最大限のお洒落をして出かけます。彼らは靴をとても大切にし、手入れを欠かしません、またヨーロッパでは靴と腕時計で身分を判断されると聞いたことがあります。

靴磨きがホテルのアメニティにある国

スペインの四ツ星以上のホテルに泊まると、アメニティの中に必ず小さな靴磨きが置いてあります。靴のお手入れはそれ程大事なことなのでしょう。イタリアのような高級ブランドは少なくても、スペインも革製品で有名なお国柄です。一流ブランド品ではなくても、手入れの行き届いた革靴を履いて石畳を闊歩するスペインのおじさまやご婦人たちはとても粋に見えます。そしてスニーカーやサンダル姿の人は不思議とそれなりにしか見えないのです。靴で決まる印象って大きいんですね。

歩きやすく、手入れの行き届いた靴を

旅の靴は履き慣れていて歩きやすいものが一番です。ヨーロッパの旧市街の石畳は、本当に歩きにくい。私は一日街歩きすると膝と腰にきます。ですから、お洒落なかっちりした革靴や、ヒールの高いパンプスで歩く必要はまったくありません。今はeccoやGEOX、Mephistoなど、歩きやすいコンフォートシューズのメーカーがいくつもあるので、そんな中でカジュアルすぎないデザインのものをひとつ持っているとどんなシーンでも使えて便利だと思います。日頃からしっかりお手入れをしておきましょう。