外国人専用クラスはある?

筆者がかつて住んでいたチェンナイはデリー、ムンバイ、コルカタに次ぐインド第四の都市。近年多くの日本企業も進出し始め、在住の日本人も増えてきています。とはいえ、習い事に関しては人気のヨガやアーユルヴェーダですら、外国人専用のクラスは見当たりません。筆者と妻は、インドの人に交じってそれぞれ趣味の習い事をしていました。

南インドの大都市チェンナイで習える習い事は? 南インドの大都市チェンナイで習える習い事は?

古典音楽のたしなみは、教養ある女性には必須

チェンナイは毎年12月から1月にかけての、「チェンナイ・ミュージック・シーズン」が有名です。この期間は、朝から晩まで市内の多数の会場で、古典音楽や古典舞踊のコンサートが開催されます。筆者が通ったのは、子供向け古典音楽の基礎コース。3歳から12歳ぐらいの子供に交じって、インドの音階「サリガマパダニサ」の基礎練習をしていました。インドでは古典音楽や古典舞踊のたしなみは、教養のある女性の必須事項。そのせいか習っている子供も、女の子が半数以上を占めていました。また、基礎の教室でしたが大人も参加しており、習い事を始めるのに年齢は関係ないと言わんばかりに張り切っていました。

和気あいあいと刺繍を楽しむ

妻が通っていたのは、刺繍教室。チュニックにも似た女性用の上衣「クルタ」などを作る服飾コースと、刺繍コースがありました。刺繍コースで習うことができるのは、鳥や花などのモチーフを素朴な波縫いで縫い上げる「カンタ」や、細かな花や葉っぱの模様が特徴的な「カシミール刺繍」などインド各地の刺繍です。花嫁修業も兼ねているだろう若い娘さんや、刺繍好きのマダムと一緒に、和気あいあいとおしゃべりをしながら刺繍を楽しむことができたようです。

インド他州の工芸にも挑戦!

チェンナイから南へ約25キロ。世界遺産のある町マハーバリプラムへ行く途中にある「ダクシナチトラ」では、さまざまなハンディクラフトのワークショップを行っています。ここは南インド4州の特徴的な民家を移設し、保存展示している野外博物館なのです。筆者がチェンナイに住んでいる間には、インド北東部ナガランド州のピアスやネックレスなどのビーズジュエリー、北西部ラージャスターン州の自然染料を使った木版染め「アジュラック」のワークショップが開催されていました。

どうやってワークショップを探す?

英語新聞のイベント欄や教室欄を見れば、インド人向けの様々な教室やワークショップの募集が載っているので、それに参加してみるのもよいでしょう。日本では知ることすらできないような芸能や工芸を習う良いチャンスですよ!