インドのオンライン鉄道予約は利用価値大!

インドの鉄道予約といえば、かつては中国同様、人混みをかき分け窓口にたどり着き、半日がかりで席を取るといったことが当たり前でした。しかし、ありがたいことに現在ではオンラインでも鉄道予約ができるようになりました(www.irctc.co.in)。事前に列車での移動が確定している時には、利用価値大です。今回は、オンライン予約の際に役立つ、二等寝台列車での寝台・座席指定について紹介します。

鉄道旅行での座席指定はどうする?インド二等寝台ミニ解説 鉄道旅行での座席指定はどうする?インド二等寝台ミニ解説

窓際の寝台はさけた方が無難

二等寝台は客車の両端に出入口があります。入るとすぐ手前、プラットフォームと平行して真っ直ぐ通路になっており、プラットフォ-ムに面した窓側の上下に寝台席が設けられています。下段は椅子が向かい合う形で並び、就寝時は椅子と椅子の間が埋まってベッドになります。上段は最初からベッドになっていますが、深夜も人の乗り降りが激しいインドの鉄道では、自分の席を探す乗客でうるさく盗難の心配もあるため、なるべくこの窓側は避けた方が無難。オンライン予約での座席指定では「Berth Preference」と表記されている欄で寝台を選択しますが、ここは「Side Upper」、「Side Lower」と呼ばれています。「Berth」という単語は、「寝台」という意味合いで考えればOKです。

現地の人とのふれ合いを求めるならば?

通路を挟んだ向かい側は左右に上・中・下三段に分かれた6つの寝台が1ブースにおさまっています。通路に対して直角に寝るような形になるので、頭を奥にすれば通路側の人の行き来に煩わされることも少なくなります。貴重品も自分の枕元に置いておけば盗難の心配もぐんと減ります。真ん中の段は、昼間には下段の背もたれとなっている部分を引き上げて、上段から下がる鎖に留めて固定してベッドにします。基本的には就寝時にしか出せないので、移動中一人で過ごしたい時や体調が優れず横になりたい時には多少不便。上段と下段はいつでも利用可ですが、下段には上段・中段さらには寝台の予約を持たずに乗車券だけで乗り込む人が座ってくるので、多少窮屈になる場合もあります。旅の仕方にもよりますが、積極的に現地の人とふれ合いたい人は下段がおすすめ。オンライン予約の際にはそれぞれ「Upper」、「Middle」、「Lower」と表記されています。

寝台上段は、唯一のプライベートスペース

上段は天井も低く、大柄な人が胡坐をかいて座ると頭がついてしまうぐらいです。天井からぶら下がる扇風機が間近にあるので少々うるさいかもしれませんが、常に自分だけのプライベートスペースを確保できるのがメリット。昼間は下段で過ごし、疲れたら上段で横になって休むことができます。それぞれの旅のスタイルに応じて、寝台を選び鉄道旅行を楽しんでください!