ゴアって、どんなところ?

インドのゴアを知っていますか? アラビア海に面したインド西海岸の町で、15世紀にポルトガルの植民地になりました。日本に初めてキリスト教を伝えた伝道師、フランシスコ・ザビエルの遺体が眠っているのもゴアのボン・ジェズ教会です。かつては東方貿易の拠点として発展したゴアには、そんな歴史から教会が多くあり、キリスト教徒が多いのも特徴です。昔僕が数か月間滞在した時にも、世話になったインド人から町に行くとき、コロッケを買ってくるよう頼まれたりしたものでした。インド料理だけでなく、西洋料理もごく普通に食べられていますし、ヒンドゥー教では禁忌に当たるビーフを出す店も結構あります。そして困るのが、「ゴア」の範囲が広いことです。ゴアと言っても州の名称なので、どこかの町やビーチにホテルを決めなければなりません。そんなゴアには、クリスマスから年末年始にかけて、世界中から観光客がやってきます。

インドのリゾート地ゴアは、いまだにクリスマスから年末年始に盛り上がる インドのリゾート地ゴアは、いまだにクリスマスから年末年始に盛り上がる

いつもイケイケなアンジュナビーチ

ゴア州の中心地は、植民地時代の雰囲気を色濃く残したパナジです。そこから内陸に入っていったところにオールドゴアの町があり、ここにボン・ジェズ教会など世界遺産に登録された歴史的建造物が残されています。歩いて見て回れる程度ですので、半日もあれば十分でしょう。そしてパナジからマプサへと行きます。この町が各ビーチへの拠点となる町です。ビーチの中でもっとも北に位置するのが、その昔、「ヌーディスト・ビーチ」の異名を取ったアンジュナビーチです。ここは安宿が多いところです。田んぼの間に背の高いヤシの木が生えています。海岸近くには、ヤシの木の間にレストランやサイケなカフェ、土産物屋が軒を連ね、クラブでは24時間ゴア・トランスが流れ続けて、ビーチで体を揺らして踊っている欧米人たちがたくさんいます。寝そべっている人たちももちろんいます。ここでは30年前以上前から水曜市が開かれて、その日は朝から路上で露店が出て賑わいます。

ゴアのビーチはいろいろ

アンジュナはちょっとやり過ぎじゃないかという人や、インド人観光客が集まるのが、少し南のバガ・ビーチや、さらに南のカラングートビーチです。安宿から高級ホテルまであり、インド随一と言われるリゾートらしいリゾートです。多くのインド人観光客が、グループ、カップル、家族連れで来ています。ビーチでは、スピードボートにバナナボート、ジェットスキーなど、アトラクションも満載で、外国人が集まるアンジュナとはかなり雰囲気が違います。その南のカンドリムビーチはちょっと高級感が漂っています。名物のロブスターを食べ、ナイトクラブで優雅に過ごす。昼間は高級ホテルのプールでまったりしてもいいですね。ゴアのビーチに長居する人たちは、バイクを借りてビーチを見て回ります。ヤシの木が生い茂る下をドライブするだけで楽しいものですよ。ゴアはほんとにいろいろあります。