グアムの歴史を学びながら、大自然の中でリフレッシュ

グアム・グアム・大自然の現地ガイド記事

グアムの歴史を学びながら、大自然の中でリフレッシュ

掲載日：2017/10/16 テーマ：大自然行き先：グアム / グアムライター：NEMO

タグ：ためになる一度は行きたい家族旅行のススメ素晴らしい大自然歴史

【グアムのABガイド】 NEMO: 全ガイドを見る; リゾートやアジアタウンの記事を中心として活動中のトラベルライター。BS-TBSのテレビ番組「Hafa Adai Guam～ハファダイグアム～」ではリサーチャーとしても活動。まだ知られていないグアムの魅力を伝えようと奮闘中。「ハッピーグアム＆サイパン」「女ひとり旅読本決定版」（ともに双葉社）など著書多数。

たくさんの椰子に囲まれたゲフ・パゴ公園。手つかずの自然が見せる美しい景色のお散歩は最高！　時間がのんびり流れる村ならではの雰囲気を味わえます。

スペイン統治時代の面影がそのままのこるイナラハン村

グアム南部に位置するイナラハン村。ここにはホテルやオシャレなレストランは一切ありませんが、手つかずの自然と美しい海、そしてスペイン統治時代の雰囲気が今なお色濃く残るとても美しい村です。まるでここだけ時間が止まってしまったかのようなその雰囲気は、グアムの中心地タモンでは絶対に味わえないもの。今回はそのイナラハンにあり、グアムの歴史を教えてくれる『Guam Historical Village at Gef Pa'go Park（ゲフ・パゴ公園内グアム歴史村）』をご紹介しましょう。

キャンディーの作り方を一からレクチャーしてくれます。見ているだけでもおもしろいですが、せっかくなら実際に挑戦してみて。

ココナッツキャンディー作りを体験！

公園内に並ぶ茅葺き屋根の建物の中では、イナラハンに住むお年寄りやボランティアの方が観光客にグアムの伝統工芸を教えてくれます。まずはグアムの生活には欠かすことのできないココナッツを使ったキャンディー作りにトライしてみましょう！　行程はココナッツの実を割り、中身を削り出したらキビ糖とあえてひたすら炒める!!　文字にすると簡単そうですが、ココナッツの実はとても堅く、中身を削り出すのも至難の技。なかなか思うようにできないと思いますが、そこは手伝ってもらえるのでぜひチャレンジしてみてくださいね。そしてもちろんでき上がったキャンディーは試食可能♪　アツアツのあまーいキャンディーは絶品です☆

椰子の葉を使って作られた伝統工芸品の数々。器用に編み上げて行く手さばきは圧巻！　簡単なものならその場で作ることもできます。

伝統工芸品作りにもTry!

ココナッツの葉を使った伝統工芸品を見ることもできます。針や糸を一切使わず編み上げられた帽子やショルダーバッグの完成度は素晴らしいのひと言です。また、ここでも工芸品作りに挑戦することもできます。そして、ここでも先生は地元のおじいちゃんやおばあちゃん♪　日本語はほとんど話せませんが、簡単な単語とジェスチャーで一生懸命伝えてくれるので、お子様でも気軽に挑戦することができますよ。もちろん作ったものは持ち帰れるので、特別なお土産になりますね。

公園内にはバナナの木もあちこちに。日本ではあまり見られないバナナの花に子供達が大興奮していました。

イナラハンへは車が必須。ツアーで周ることもできます。

イナラハン村やゲフパゴ公園に行くにはレンタカーが便利です。ただ、公園内のボランティアの方は午前中にしかいないので、キャンディー作りなどを体験したいときは早めに行って下さいね。公園は年中開放されているので、お散歩だけならいつでも楽しむことができます。もっと詳しくイナラハンの歴史や伝統文化に触れたい方はツアー会社が企画している「島内一週コース」に申し込むのがお手軽。グアム各地の観光スポットを回りながら、日本語の説明も受けられるのでより深くグアムの歴史を知ることができます。ホテルや観光案内所で申し込めますのでチェックしてみてくださいね！

DATA

『Guam Historical Village at Gef Pa'go Park（ゲフ・パゴ公園内グアム歴史村）』　住所：Inarajan, Guam 96915-7612, Mariana Islands　電話：671-828-1671 　営業時間：9：00～12：00（それ以降も公園内は立ち入り可能）

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※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。（掲載日：2017/10/16）
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