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海外現地発ガイド通信

今も残る歴史の跡。パラオの美しい海にたたずむ零式艦上戦闘機を見よう!


掲載日:2008/08/28 テーマ:歴史 行き先: パラオ / パラオ

タグ: ダイビング 歴史


パラオにも歴史がある

ほぼ当事の形をそのまま残す零式。キャノピー(操縦席)はボートが引っ掛けて壊してしまったそうだ ほぼ当事の形をそのまま残す零式。キャノピー(操縦席)はボートが引っ掛けて壊してしまったそうだ

旧首都コロールからボートでおよそ20分。緑々としたマカラカル島の島陰には遠浅のリーフがあります。ここは透明度のある水が美しい水色の光を放つ指折りの景勝地。そんな美しい海に一見似合わない人工物。零式艦上戦闘機(ゼロ戦)はここに沈んでいます。64年前のペリリュー島、アンガウル島で玉砕の歴史を持つ、ここパラオは沈船や戦車、トーチカなどの戦争遺跡が現在も沢山残っています。
当時、南のペリリュー島に偵察機として配属されて、どうやら燃料切れでこの場所に不時着したと推測されるこのゼロ戦。長い時間が経過している割に、その機体は当時の形をほぼ残しています。プロペラがほとんど曲がっていないところから十分に減速してから着水したことが読み取れ、専門家の話ではこの機体の操縦者は生存していただろうと言われています。

美しい海とゼロ戦

パラオの海の色はどこまでもコバルトブルー。この色の中をボートは走る。幸せな時間だ パラオの海の色はどこまでもコバルトブルー。この色の中をボートは走る。幸せな時間だ

現在では政府がこういった戦争遺跡を積極的に保護しています。「歴史は悲しい、でもそこから我々人類は何かを学ばなければならない。だからパラオはこの遺跡たちを少しでも長く人々の目に映る状態で保護をしていきたい」、ナカムラ前パラオ大統領が語った言葉です。
しかし、こういった政府の活動も自然の力の前には敵わず、少しずつ風化も進み遺跡も傷んできています。あとどのくらいの間、今の形を維持できるかわかりません。

パラオに来たなら一度は訪れてほしい

ランチは無人島のビーチに上がることもある。人気の無いビーチは最高の癒しの空間となる ランチは無人島のビーチに上がることもある。人気の無いビーチは最高の癒しの空間となる

遠浅のリーフにポツリと佇むゼロ戦。その姿は見る人の心にいろんな事を語りかけてくれます。内海なのでシーズンがなく、またスノーケリングでも見られる場所なのでどなたでも訪れることができます。ダイビングのポイントへ向かう途中に寄ったり、専門のツアーに参加するのがよいでしょう。
このゼロ戦を見ていると、今の自分、社会、平和という幸せを感じずにはいられません。今の生活にストレスを感じちゃっているあなた、ここへ来てこのゼロ戦を見てみてください。不思議と自分の悩みが小さなものに思えてきますよ。ヒーリングとはまた違う感じ、感動といった感覚ではありませんが、戦争遺跡は何かを教えてくれます。軽いネタではないですけど、人として、日本人として、是非ぜひこれらの遺跡は見てほしい。何かを思い感じてほしいと思います。

【関連情報】

ビーチで目線を落とすとヤドカリも見つけられる。広いビーチで小さな命を見つける瞬間だ ビーチで目線を落とすとヤドカリも見つけられる。広いビーチで小さな命を見つける瞬間だ

アクセス:旧首都コロールのホテル滞在の場合は、各ダイビングサービスにより終日2ダイブ(送迎・ドリンク・ランチ付き)でUS110ドル(12,000円)前後が相場。※レンタル機材など除く。ほかに、離島(カープアイランド、ペリリュー島)などのダイビング宿&サービスのツアーもあり。
・パラオ・コロール州海域でダイビングを行う際には、25ドルのダイビング税が別途必要、また、安全装備のシグナルフロートの携行が義務付けられているので注意。
・パラオは流れのあるポイントではカレントフックを推奨しています。各ダイブショップで購入可能。(25ドル前後)

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/08/28)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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