アルバニアにある世界遺産、ベラート

アルバニアはヨーロッパにある国ですが、どこにあるか知っていますか? マケドニアやアルメニアなど、アルバニアとちょっと間違いやすい国もありますから難しいですね。わかりやすくいうと、アルバニアはバルカン半島にあり、ギリシャの北、アドリア海を挟んでイタリアの対岸にあります。古い歴史があるのですが、25年前くらいまで鎖国をしていたこともあり、それほど知れていません。ですが、ここにはベラートという世界遺産の素敵な町があるのですよ。「ベラートとギロカストラの歴史地区」ということで、世界遺産に登録されています。

「千の窓の街」と呼ばれるアルバニアの世界遺産の町、ベラート 「千の窓の街」と呼ばれるアルバニアの世界遺産の町、ベラート

ベラートには「千の窓の町」というニックネームがあります

ベラートは、アルバニアの首都ティラナから125キロほどの距離があります。ティラナから十分日帰りができる距離ではありますが、途中、道が悪い箇所があるので、時間は大目に見積もっておいたほうがいいでしょう。なお、できたらベラートには1泊するといいですよ。ベラートのニックネームは「千の窓の町」といいます。かつて、オスマン帝国の一部だった名残なのですが、山の斜面にトルコ様式の家々が立ち並んでいます。昼間でもステキなのですが、夜はライトアップされて幻想的な雰囲気が楽しめます。これは、宿泊しなくては見ることができない風景です。

生活感あふれる城跡と、イコンの博物館

ベラートでの最大の見所はベラート城です。城跡にはレストランや博物館がありますが、なんと人も住んでいます。洗濯物を干していたりとなんとも生活感あふれる世界遺産です。城内の博物館はオノフリ・イコン博物館といい、正教のイコン(宗教画)が綺麗に残っています。バルカン半島は、キリスト教のほかイスラム教も入ってきていて、ベラートの町並みもイスラムの様式が混じり、モスクもあります。そのような土地柄で見るキリスト教のイコンは特別な感じがします。これらのイコンは、どのような歴史を経てきたのでしょう。ロマンがありますね。まだアルバニアは旅行先としてはマイナーですが、素敵な世界遺産もありますので、ぜひ訪れてみてくださいね。