- バレンタ愛
- オーストリア(ウィーン)在住。冬の寒さや不便さと葛藤しつつも、美味しいものや絵になる風景を求めて生活中。カメラ片手にヨーロッパ各国を訪れるのも楽しみの1つ。(本当は海や南の島が好き・笑)海外情報誌などへの原稿/写真提供、ラジオ出演、イベント/旅行手配、翻訳などマルチに活動中。著書「カフェのドイツ語」
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ミラベル宮殿の建物と庭園、そして遠くに見えるのはホーエンザルツブルグ城
オーストリア第二の都市、ザルツブルグ。この市街の歴史地区は世界遺産になっていて、数多くの歴史的な建物を見ることが出来ます。ザルツブルグの街はザルツァッハ川が流れていて、歴史地区はその両岸に分かれていますが、駅に近い新市街を代表する建築物がこのミラベル宮殿です。
1606年に建設されたこの宮殿は、今ではザルツブルグ市の管理下に置かれていて、宮殿内の一部や庭園は一般開放されています。庭園からはホーエンザルツブルグ城を望むことも出来ますし、ベンチも置かれていますので、ゆっくり景色やお散歩を楽しんでみてください。
映画「サウンド・オブ・ミュージック」の中にも登場するペガサスの泉
ミラベル宮殿の庭園では、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の撮影もされました。マリアと子供たちが「ドレミの歌」を歌うシーンに登場するペガサスの泉です。マリアと子供たちはこの噴水の周りを周り、そして上の写真を撮った階段も映画の中に登場します。今でも階段や噴水は映画の中と同じですので、映画ファンにも見逃せないスポットとして人気です。
旅の前後に映画を観てみるのも、更に旅行を楽しくしてくれるお勧めの方法の1つです。ご覧になったことのない方も、是非一度見てみると面白いかも知れません。
ミラベル宮殿建物内にある大理石で出来た「天使の階段」たくさんの天使たちが迎えてくれる素敵な階段です
宮殿内にも見どころがあります。大理石で作られた「天使の階段」と、結婚セレモニーも行われる「大理石の間」です。どちらも入場料などはなく、一般開放されていますが、見学出来る時間には制限があります。天使の階段は毎日8:00〜18:00、そして大理石の間は月水木の8:00〜16:00と、火金の13:00〜16:00ですが、結婚式などのイベントで使用されている時は見学は不可です。
ペガサスの泉と宮殿の中庭の間に、建物内に入る大きな扉がありますので、そこから入って行くことが出来ます。結婚式やイベントなどは不定期ですので、どこまで入れるかは当日でないと分かりませんが、ミラベル宮殿に行かれる際はこちらも是非チェックしてみて下さいね。
春から秋にかけては庭園は色とりどりの花で飾られ、とても華やかです
住所:Schloss Mirabell, Mirabellgarten
Mirabellplatz 4、5020 Salzburg
電話番号: +43 662 8072-0
HP:https://www.stadt-salzburg.at/internet/bildung_kultur/altstadt_und_tourismus/schloss_mirabell_areal.htm(ザルツブルグ市のページ)
https://www.salzburg.info/en/sights/top10/mirabell-palace-gardens(ザルツブルグ観光局のページ)
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/04/18)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
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