ザルツブルクは『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台

ザルツブルクには名画『サウンド・オブ・ミュージック』で使われたロケ地がたくさんあり、ファンには格好の観光地と言えます。美しい「アトラス神の噴水」が見ごたえあるレジデンツ広場もそのひとつ。『サウンド・オブ・ミュージック』のはじめ、主人公のマリアがギターとバックを手に修道院を出発するところから物語が始まりますが、トラップ邸に向かう途中、マリアが噴水の脇に立ち、馬の像に水をかけるシーンがレジデンツ広場です。そのほか、とくに印象的なシーンで使われたスポットをご紹介していきます。

噴水が豪華なレジデンツ広場 噴水が豪華なレジデンツ広場

高台に建つノンベルク修道院

マリアがもともと修道女見習いとして生活を送っていたのはノンベルク修道院。マリアがトラップ邸に入る前の冒頭で映りますが、修道院はその後も何度か登場します。8世紀初頭に建てられたノンベルク修道院は、ドイツ語圏では最古の女子修道院とされており、歴史的にも重要なスポットとなっています。現在も使われているため修道院内に入ることはできませんが、教会には入ることができ、高台にあるため見晴らしもいいので、ぜひ訪れてみるといいでしょう。

庭園が美しいミラベル宮殿

色鮮やかな美しい庭園をもつミラベル宮殿は、マリアが子どもたちとともに「ドレミの歌」を歌い華やかに踊る、映画の中でも随一の印象的なシーンで使われます。実際の庭園もスクリーンの中の映像に劣らず、あるいはそれ以上に美しいので、一般の観光地としてもおすすめです。また、宮殿内の「大理石の間」は、モーツァルトが姉マリア・アンナ(ナンネル)とともにコンサートをした会場としても知られ、現在でもオーケストラのコンサートが開催されることがあります。

毎年世界的な音楽祭が行われる祝祭大劇場

最後に、音楽のあふれる町ザルツブルクに来たらやはりコンサートを聴きに行きたくなると思います。最も多くの観客が集まるのは、モーツァルトの生家のほど近くにある祝祭大劇場です。『サウンド・オブ・ミュージック』では終盤の緊迫感あるシーン、ナチスからの追っ手が迫るコンテストの会場の舞台としても使われました。劇場は1960年創立で、現在でも活発にオペラやオーケストラの公演が行われるほか、世界最大規模の伝統あるザルツブルク音楽祭のメイン会場として使用されるところでもあります。クラシック音楽ファンはできる限り訪れておきたいところですね。モーツァルトも『サウンド・オブ・ミュージック』も、実際のコンサートも楽しめるザルツブルク、ぜひ思い切り観光してみてください!