- バレンタ愛
- オーストリア(ウィーン)在住。冬の寒さや不便さと葛藤しつつも、美味しいものや絵になる風景を求めて生活中。カメラ片手にヨーロッパ各国を訪れるのも楽しみの1つ。(本当は海や南の島が好き・笑)海外情報誌などへの原稿/写真提供、ラジオ出演、イベント/旅行手配、翻訳などマルチに活動中。著書「カフェのドイツ語」
出発エリアをに変更しました。
プチ・ポワンのステッチで作られたウィーンにある「国立オペラ座」をモチーフにした刺繍。素敵な額に入ってます。(426EUR)
ハプスブルグ帝国時代から受け継がれている伝統工芸品「プチ・ポワン」。元々はフランスの宮廷で生まれたものだそうです。それがマリア・テレジア時代にオーストリアの宮廷にも伝えられ、その後年月をかけてきめ細かく色使いも洗練されてロココ時代に今の形になったそうです。
この技術を使い、今でも職人さんが心を込めて手作りで1針1針刺繍を施して製作するのだそうです。その刺繍は1平方センチメートルあたり361ステッチ!気の遠くなるような作業です。
花をモチーフにした刺繍が見事なパーティーバッグ。細いチェーンが付いています。これ1つ持つだけで華やかになります。(1614EUR)
その伝統の技術を使って色々なものが作られています。豪華なパーティーバッグから、小物入れ、お財布、眼鏡ケースなど。モチーフはお花や昔の宮廷の人々の様子などが主ですが、ウィーンならではの建物や風景を題材にしたものまで色々あります。
職人さんが1つ1つ手作りしているため、お値段もそれなりですが、小さなブローチや手鏡はお求め安いお値段です。
一定の条件を満たせば免税の対象にもなるので高くても意外とお得かも!?オーストリア宮廷時代の素敵な芸術品に出会いに来てください。
■ Petit Point
住所:Kaerntner Strasse 16, A-1010 Wien
電話番号:(+43) 1 512 48 86
URL:www.petitpoint.eu
営業時間:月曜〜金曜 10:30〜18:00、土曜 10:30〜17:00
定休日:日曜、祝日
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/09/04)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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