- バレンタ愛
- オーストリア(ウィーン)在住。冬の寒さや不便さと葛藤しつつも、美味しいものや絵になる風景を求めて生活中。カメラ片手にヨーロッパ各国を訪れるのも楽しみの1つ。(本当は海や南の島が好き・笑)海外情報誌などへの原稿/写真提供、ラジオ出演、イベント/旅行手配、翻訳などマルチに活動中。著書「カフェのドイツ語」
出発エリアをに変更しました。
フィルムフェスティバルが行われるウィーン市庁舎前広場。特大スクリーンが設置され、夏の間は野外劇場に変わり、毎晩大勢の人で賑わいます
ウィーンでは年間を通して様々なイベントがありますが、夏の大きなイベントといえばこの「フィルム・フェスティバル」。2009年でなんと19回目を数える毎年恒例のフェスティバルです。市庁舎前の広場に大きなスクリーンと観客席が設けられ、約2ヶ月間に渡り日々違ったプログラムが上映されるのです。ウィーンを代表する芸術・オペラをはじめウィーンフィルや世界中の一流のオーケストラによるコンサート、バレエや子供向けのプログラムなど。クラシックだけではなくジャズやロックを楽しめる日もあります。
フィルムフェスティバルで食べられる屋台の料理。見本があるので安心して頼めます。観光客も多いので英語もOK!屋台は1日中開いているのでお天気のいい日は気軽にランチを食べに行くのもおすすめです!
しかもこのイベント、入場料や席料など一切無料なんです。もちろんチケットの予約など面倒な事もしなくて良し! 忙しい観光スケジュールの中でも時間が空いたのでいきなり……とか、ちょっと休憩しに行ってみる……なんて事が出来ちゃうのも嬉しいですね。スクリーンの前にはたくさんの座席が設けられているので、ほとんどの場合はどこかに座れます。途中から観たり、途中で帰ったりも出来るので、空いてる時間を使って気軽に行けちゃいます。ドレスアップしなくてもいいので、観光帰りにも立ち寄れます。お子さん連れでももちろんOKです!
赤ワインにオレンジとレモンがたっぷり入ったサングリア。地元の人にも大人気の夏らしいドリンクです
そしてもう1つの楽しみは色んな国の料理が楽しめるたくさんの屋台。屋台といってもウィーン市内にあるレストランが出しているものなので、美味しそうな料理がたくさん並んでいます。オーストリア料理はもちろん地中海料理、中華、メキシカン、アメリカン……など様々な料理が味わえます。フルーツをたっぷり使った「サングリア」も大人気。お店によってフルーツが違うので色んな味を試してみてもいいかも。デザートも色々あるので、夜のフィルム上映だけではなく昼間立ち寄ってステキな景色を眺めながらランチしてみるのもお勧めです。
広場にはテーブル席もたくさん設置されるので、ゆっくり座ってお食事やドリンク、そして夏の夜を楽しむ人達でいつも賑わっています。この楽しい雰囲気の中でウィーンの夏を感じてくださいネ!
■ Film Festival
開催期間:2009年6月27日〜8月30日
住所:Wiener Rathausplatz 1010 Wien
URL:http://www.wien-event.at/stadtWienEvents/eventDetail.cmi?cmi.eventId=8006
開館時間:終日
入館料:無料
その他:上映開始は日没から。屋台は11時ごろからオープン。
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2009/04/28)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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