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オーストリア・ウィーン・憧れホテルの現地ガイド記事
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海外現地発ガイド通信

誰もが憧れる一度は泊まってみたいホテル・ザッハー・ウィーン


老舗ホテルは近年進出の外資系豪華ホテルにも引けを取らない

ザッハーの夜景はウィーンで最も美しいホテル夜景と称えられている ザッハーの夜景はウィーンで最も美しいホテル夜景と称えられている

ウィーンにはインペリアルやザッハーのような老舗のホテルが多く、外資系の豪華ホテルは他の国に比べると比較的進出してくるのが遅かった。2010年代になって、やっと外資系の豪華ホテルがウィーンの中心部へ次々にオープンする。リッツカールトン、ケンピンスキー、パークハイアットなどなど。いずれも古いウィーンの豪華な館を買い取り、外観を修復しながら内部をホテルに改装している。新しいホテルはどこも素晴らしいが老舗も負けてはいない。中でもザッハーは近年、大改築を行った。階を増やして2012年末に7階建てとなり、86の部屋と豪華な63のスイートを持つホテルになった。もちろんエントランスやロビー、ギャラリーなど歴史的な部分は変わらない。ウィーンの老舗ホテルは色々あるが、一番泊まってみたいのはやはりザッハーであろう。

家具付き賃貸アパートが高級ホテルへと変わっていく

足を踏み入れたとたん、身の引き締まるような高級感が伝わってくる 足を踏み入れたとたん、身の引き締まるような高級感が伝わってくる

ザッハーは、ホテルよりもケーキの方が先に生まれている。ザッハートルテは19世紀前半にメッテルニヒ宰相に仕えていた料理人のフランツ・ザッハーが考案したものだが、ホテルはそのずっと後に誕生した。フランツ・ザッハーの長男エドゥアルト・ザッハーが現在のホテルがある場所に賃貸用の家具付きアパートを建設した。これがホテル・ザッハーの始まりだった。アパートはホテルに変わり、エドゥアルトの死後は未亡人のアンナ・ザッハーが受け継ぐ。アンナの努力によりザッハーは貴族や外国の要人が宿泊する高級ホテルに変貌した。1930年にアンナが亡くなるとホテルは1934年からギュルトラー家に受け継がれた。それは今も続いている。因みに第二次世界大戦直後に制作された映画『第三の男』で主人公ホリーが泊まっていたのはホテル・ザッハーだ。

全てが豪華に造られているホテルの内部

メジャーな顔ぶれが壁一面に並ぶホテルのギャラリー メジャーな顔ぶれが壁一面に並ぶホテルのギャラリー

ホテル・ザッハーは国立歌劇場の真裏にある。ここに泊ったら是非、夜はオペラ鑑賞に出かけよう。ホテルの横はケルントナー通り。最高に立地条件の良いホテルだ。赤いユニフォーム姿のドアマンににこやかに迎えられて中に入ると、真っ白な大理石のロビーが現れる。うつむいた天使像はいつもこの場所、ロビーの真ん中に置かれている。そのまま真っ直ぐ進めば豪華なインテリアの広間があり、その奥にブルーで統一された「青のサロン」と呼ばれるバーがある。ロビーの右手、エレベーターの手前に赤いギャラリーがあり、たくさんの写真が飾られている。ホテルのゲストとなった王侯貴族や政治家、俳優・女優、超一流のオペラ歌手、指揮者、スポーツ選手など、世界中からやってきた有名人たちだ。このギャラリーはホテル・ザッハーの名物になっている。

家具調度品の全てが高級感に満ち溢れ、スキがない

ブルーが基調の品の良いスイートルーム ブルーが基調の品の良いスイートルーム

客室は全体の半分近くがスイートなので、どの部屋も広い。インテリアは様々なタイプがある。ダーク調のクラシックな部屋はむしろ男性向け、細かい花柄の可愛らしい部屋は女性向けか。もちろん誰がどの部屋を使おうとも満足がいくであろう。大理石の浴室にはバスタブとシャワールームの両方が備わり、アメニティの全てにザッハーのロゴ、Sの文字が見られる。上階には宿泊客が誰でも利用できるビジネスラウンジがあり、パソコンやプリンターが数台設置され、飲み物やお菓子のサービスが受けられる。ザッハーに泊ると、一日中ホテルの中で過ごしたくなるほど居心地が良い。ホテルは寝るだけの場所、という捉え方もあろう。しかし旅の思い出で一番心に残るのが意外とホテルなのだ。それを思い知らせてくれるのがホテル・ザッハーである。

データ

アメニティグッズはホテル・ザッハーのオリジナル アメニティグッズはホテル・ザッハーのオリジナル

ホテル・ザッハー・ウィーン
Hotel Sacher Wien

住所:Philharmonikerstrasse 4 / 1010 Wien
電話(予約):+43/1/51 456 1555
予約e-mail :reservierung.wien@sacher.com
宿泊費 : スイートは一部屋 500ユーロ以上
アクセス:トラム1番、2番、D番、71番、ケルントナーリング/オペラ下車、徒歩1分
https://www.sacher.com/hotel-sacher-wien/

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2018/03/14)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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