さようなら、ウィーン天満屋

ウィーンの日本食レストランの代名詞的存在だった「ウィーン天満屋」が、今年1月12日付で閉店しました。ウィーンの歩行者天国、ケルントナー通りのすぐ近くにあって、味もサービスも申し分なく、ウィーンっ子はもちろん、旅行者にも人気があったのに残念です。岡山の天満屋グループが事業を整理したためだそうです。1991年から、実に23年、ウィーンにすっかり馴染んでいたというのに。有名な指揮者の小澤征爾氏も、ウィーン国立歌劇場の音楽監督をしていたころ、よくいらっしゃったそうです。天満屋は、ウィーン国立歌劇場から歩いてすぐ近くのところにありました。

老舗日本食レストランがクローズ 老舗日本食レストランがクローズ

ウィーンの日本食レストランはほかに?

天満屋がなくなってしまうと、ウィーンっ子たちは、どこで日本食を食べたらよいのでしょうか。街の中心で、VIP接待にも使えるレストランですと、グランドホテルの中にある「雲海」があります。かつては、天満屋と人気を二分したものでしたが、かつてのライバルはなくなってしまいました。雲海は、ウィーン発のオーストリア航空、ビジネスクラスの機内食(日本食)も担当しています。おいしい日本食が食べたかったら、今のウィーンでは雲海が一番いいでしょう。

新しくオープンしたレストランもある

まだオープンして日が浅いのですが、新しい日本食レストランもあります。かつて雲海のシェフを勤めていた方がウィーンにだしたお店です。店名はシェフの苗字から「酒井」といいます。場所はウィーン8区で、天満屋や雲海ほど立地はよくありません。地下鉄駅「ラートハウス」で降りて、しばし歩いたところにあります。ですが、うわさを聞きつけたウィーンっ子たちが、さっそく通っているようで、なかなか予約がとれないくらい盛況とのことです。

リーズナブルに食べる方法も

一流レストランでなくても、日本食が食べたいときのおすすめはAKAKIKO(アカキコ)です。料理人は日本人ではないので、あまり細かいことは気にしてはいけませんが、チェーン展開しているため、ウィーンのいたるところにあって便利です。焼肉弁当かシャケ弁当なら、まず、はずれません。お味噌汁を頼むと、プラスチックのそば猪口にレンゲが添えられてでてきたりしますので、ちょっとしたカルチャーショックも味わえます。