知る人ぞ知るチョコレートのお店

最近は、日本でも通販で求めることができるようですが、オーストリアのウィーンには知る人ぞ知るチョコレートのお店があります。名前は「ヴィーナー・ショコラーデケーニッヒ」。日本のテレビでも時折見かける有名ショコラティエ、レシャンツ氏のお店です。場所は、ウィーンの中心地グラーベン通りから少し奥まった路地にあり、とても小さな間口なので、知らないと通り過ぎてしまうと思います。可愛い造りの店は、元はハプスブルク家御用達のボタン屋さんだったのだとか。元のボタン屋さんの女主人が、高齢のため店をたたむことにしたとき、その立地のよさから、あちこちから「次に入居したい」との申し出があったそうです。ところが、女主人は「私の店の次に入るのは、レシャンツさんよ!」と言ったのです。今も、ボタン屋さんの名残で、かつてボタンを入れていたケースに、チョコレートが並んでいます。

クオリティは保証付き!ウィーンの小さなチョコレート屋さん クオリティは保証付き!ウィーンの小さなチョコレート屋さん

猫の舌の形をしたチョコレート

レシャンツ氏は、もともとは有名カフェ、デメルの職人さん。その腕のよさは、誰もが知るところです。またボタン屋の女主人にも、相当気に入られていることからも、そのお人柄がしのばれます。そんなレシャンツ氏のチョコレートは、品質はもちろんのこと、とても可愛い! 一番人気は、猫の舌の形をしたチョコレート「カッツェンツィンゲン」の小箱です。チョコレート自体の形も可愛いのですが、パッケージに描かれた猫のイラストもキュート。手のひらサイズでかさばりませんので、お土産にぴったりです。

やっぱり美味しいチョコが食べたい!

私がウィーンでレシャンツさんのお店を訪れたときには、大荷物を持っていたので、まずは商品のチェックだけにしました。ボタン型のプラリネなど、迷うところはあるのですが、やっぱり猫の舌の形のチョコレートにしよう! と、時間をおいてから、あらためてお店に行くと、店員さんが私の顔を見て「あら!」という顔をしました。店員さんは、私が以前来たことを覚えていたのです。そんな風にして求めたチョコレートは、もちろん美味しかったですよ!