ウィーンの名物料理といえば……?

ウィーンの名物料理といえば、なんといってもウィーナーシュニッツェルです。大仰な名前ですが、ようするに子牛肉のカツレツです。ところが、1990年代に狂牛病が猛威を振るったとき、牛肉ではなくて豚肉で作られることが多くなりました。もともと豚肉バージョンのウィーナーシュニッツェルもあったのです。今は、狂牛病の検査が行き届いているので、昔ながらの子牛肉のウィーナーシュニッツェルがメジャーです。ですが、豚肉のウィーナーシュニッツェルもけっこう美味しいので、人気です。

ウィーンの名物肉料理、ウィーナーシュニッツェルを紹介しましょう ウィーンの名物肉料理、ウィーナーシュニッツェルを紹介しましょう

ウィーナーシュニッツェルの作り方

このウィーナーシュニッツェル、カツレツではありますが、日本のものとは若干違っています。まずは、その厚さというか薄さです。私は、ウィーナーシュニッツェルを作るところを見たことがありますが、肉を棒状のものでガンガン叩いて、薄く延ばします。そうすると、ぺらぺらの紙のような薄さの肉になります。そして、衣をつけて油で揚げます。日本のとんかつのように、たっぷりの油で揚げるのではなく、やや多めの油で揚げ焼きします。肉が薄いので、からっと揚がります。そして、お皿に盛ってレモンを添えて、できあがり。よくポテトサラダが付け合せについてきます。ここでウスターソースが欲しいところですが、それはガマンして、ウィーン式にきゅっとレモンを絞っていただきましょう。あっさり味で美味しいですよ。

ジャンボ! ウィーナーシュニッツェル

ウィーンのみならず、オーストリア全土でウィーナーシュニッツェルは食べることができますが、ウィーナーシュニッツェルを得意としているレストランもあります。フィグルミュラーというレストランは特に有名で、ウィーン旧市街にあります。とても有名な店ですので、地元のウィーンっ子に聞けば、場所を教えてくれますよ。この店の何が有名かというと、なんともジャンボなウィーナーシュニッツェル。顔よりも大きいのです。いつもお皿からシュニッツェルがはみ出しているので、もっと大きなお皿を使えばいいのにと思うのですが、はみだしたままです。きっとお店の方は、こういう盛り付けのほうが豪快でいいと思っているのでしょう。フィグルミュラーは、いつも人気なので、予約をしておいたほうがいいですよ。もちろん、ほかのレストランでも美味しいウィーナーシュニッツェルがありますよ!