大阪人にはおなじみ? フンデルトヴァッサー

大阪舞洲のゴミ処理場は、なんともユニークな形をしています。この建物を担当した建築家は、フンデルトヴァッサー。オーストリア人です。煙突の上に、金色のタマネギ型の物体が乗っかっていて、遠目からも、すぐわかります。オーストリア、ウィーンのゴミ処理場も、フンデルトヴァッサーの作品で、よく似たデザインです。ウィーン市街から、ホイリゲ(ワイン居酒屋)がたくさんあるグリンツィング方面に、車で向かう途中に、あの独特な煙突が見えてきて、大阪人は「はて、ここは大阪やったかいなぁ」と思ってしまうほどのソックリさです。

こんなカラフルなアパートに住んでみたい? フンデルトヴァッサーハウス こんなカラフルなアパートに住んでみたい? フンデルトヴァッサーハウス

ウィーンでは、フンデルトヴァッサーの作品に住むことができます

フンデルトヴァッサーは、日本が大好きで奥様も日本人でしたし、「フンデルトヴァッサー」を日本語に訳した「百水」の落款を愛用していました。ドイツ語で「フンデルト」は「100」、「ヴァッサー」は「水」という意味です。ですが残念ながら、フンデルトヴァッサーは、日本では住宅の設計をしていません。地元のウィーンでは、住宅を設計し、その建物は今も現役です。ウィーン市の市営住宅で、普通にウィーン市民が住んでいます。もちろん、他人の住宅を覗くわけにはいきませんので、一般公開はされていません。ただし、壁が波打っていたり、グリーン植物がたくさんあることは、外からもわかります。

フンデルトヴァッサーハウス近くにあるクンストハウスウィーンへ行こう

フンデルトヴァッサーハウスの内部には、残念ながら入ることができませんが、そこから徒歩3分程度のところにあるクンストハウスウィーンならば、見学可能です。クンストハウスウィーンも、フンデルトヴァッサーの作品で、フンデルトヴァッサーハウスとよく似ています。内部はフンデルトヴァッサーの絵画等の作品を展示してある美術館です。例の「百水」の落款が押してある作品もあります。建物自体もユニークで、床が波打っていて、建物の中というよりも、どこか山にピクニックにいったような雰囲気です。オススメは、併設のカフェ。むんとするほど、グリーン植物がたくさんおいてあります。フンデルトヴァッサーが亡くなってから、14年たちましたが、いまだに自然を愛したフンデルトヴァッサーの心意気を感じます。