夏のおすすめ、バッハウクルーズ

ドイツのライン河クルーズほどは有名ではないのですが、ドナウ河も観光用のクルーズがあります。オーストリアのウィーンからほど近い、バッハウ渓谷周辺のクルーズです。また、このあたりはユネスコ世界遺産に指定されています。ドイツのライン河は流れが速いのですが、ドナウ河の流れはゆったりしています。そのため、「父なるライン、母なるドナウ」とも言われています。ドナウのおっとりとしたイメージのためか、バッハウ渓谷のクルーズの知名度はそれほど高くないのかもしれません。

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ウィーンから日帰りがおすすめ

壮麗な図書館で知られるメルク修道院は、ドナウ河を見下ろすところに位置しています。ウィーンからは、まずメルクに行って修道院を見学し、修道院がある丘の麓の船着場から、バッハウ渓谷のクルーズ船に乗りこみ、ウィーン方面に向かっていくといいです。逆方向の船ですと、河の流れに逆らうことになるので、余分に時間がかかってしまいます。クルーズ船の降り場は、シュピッツ、デュルンシュタイン、クレムスがありますが、おすすめはデュルンシュタイン。可愛らしい街並みなので、散策が楽しいところです。メルクからデュルンシュタインまでのクルーズ時間は、だいたい1時間程度です。ぶどう畑があったり、古城があったりと美しい景観が楽しめます。

デュルンシュタインで時間と元気があれば

デュルンシュタインには、十字軍遠征の帰路ウィーン付近で捕えられたイギリスの「リチャード獅子心王」が幽閉されていたという古城が残っています。古城は、もともと12世紀中頃に建てられたといわれていますが、今は城址といった風情です。デュルンシュタインで時間と元気があれば、のお話ですが、古城まで行ってみてもいいと思います。ただし、古城は山のてっぺんにあり、近くに見える気がするのですが案外遠くにあります。道も途中までは舗装されていますが、そのうちけもの道のようになり、古城まで行くのは大変です。しかしそこに行けば、バッハウの雄大な景色を見ることができますよ。