ウィーンの美術館は美術史美術館だけではありません

オーストリア、ウィーンの美術館といえば、まずはなんといっても美術史美術館の名前が挙げられるでしょう。フェルメールやラファエロ、ブリューゲルなどのコレクションがある、世界的な美術館です。ですが、ウィーンの美術館は美術史美術館だけではありません。レオポルト美術館やオーストリアギャラリーも有名ですが、アルベルティーナ美術館を忘れてはいけないでしょう。場所も、オペラ座の裏手ということで、とても観光に便利です。

アートの殿堂。アルベルティーナ美術館のコレクションは豊富です アートの殿堂。アルベルティーナ美術館のコレクションは豊富です

アルベルト公の騎馬像がお出迎え

アルベルティーナ美術館の前には、目印にちょうどよいかんじで騎馬像があります。これは、アルベルト公です。かのマリアテレジアの娘婿にあたる人物で、彼の名前からアルベルティーナ美術館という名前がついています。コレクションも、ハプスブルク家にあったものが元になっているので、その質は折り紙つき。正確には、アルベルト公の妻、すなわちマリアテレジアの娘のマリア・クリスティーナにジェノヴァ伯爵が贈った美術品だといわれています。また、もともと宮殿だった建物なので、内部もとてもエレガントでステキです。

デューラーの作品は、出会えたらラッキー

この美術館で一番有名な作品は、デューラーの『野兎』という作品です。16世紀初頭の作品なのですが、今もきれいに残ってます。デューラーは、根気があった人なのだと思うのですが、とにかく細かい絵で、うさぎの毛の一本一本まで描きいれてあります。この絵は、実物を見なくては凄さがわかりません。ところが、この作品、いつも展示されているとは限りません。出会えたらラッキーです。また、アルベルティーナ美術館には、古い作品が多いのですが、現近代の作品もあります。ピカソ、シャガール、ロートレックなど。なかなか守備範囲が広いのです。

カフェもおすすめです!

常設展もいいのですが、地元のウィーンっ子たちにも人気なのは企画展です。エゴン・シーレや、ピカソなど、さまざまな企画があり、普段ではお目にかかない個人蔵の作品も登場しますので、要チェックです。また、アルベルティーナの名物は、まだあります。それはカフェ。有名レストランDo&Coが出店しているのです。美術館のチケットを買わなくても、カフェだけの利用もでき、おすすめですよ。