ご存知「オペラ座の怪人」 さて、ウィーンでは?

ご存知「オペラ座の怪人」は、フュギュア・スケートにもその挿入曲が使われるなど、よく知られています。パリのオペラ座を舞台にした作品で、その筋書きもドラマチック。素敵なミュージカルです。ところで、オーストリアのウィーンにも「オペラ座の怪人」が出たと評判になりました。しかしながら、その「オペラ座の怪人」はずいぶんセコかったのです。いったいウィーンのオペラ座で、何があったのでしょうか。

ちょっとイタイ。ウィーンに出没したオペラ座の怪人 ちょっとイタイ。ウィーンに出没したオペラ座の怪人

セコい「オペラ座の怪人」のニュースが

2015年2月、ウィーン発の「オペラ座の怪人がお縄に」というニュースが流れました。なんでも12ユーロのチケットを持っていた観客が139ユーロの席に座り警察に捕まったのだとか。席を間違えてしまったというレベルではなく、安いチケットでオペラ座で入場し、空席を見つけてどんどん高いカテゴリーに移っていくというテクニックを駆使し、しかも常習犯だったのだそうです。オペラ座でも、この人のことを把握していました。名前はわからないのでニックネームをつけていて、それが「オペラ座の怪人」!まったくすごいセンスです。パリのオペラ座に謝罪が必要かもしれません。

緊張のXデー

オペラ座のスタッフは警察に相談し、Xデーを決め「オペラ座の怪人」を捕まえることにしました。ウィーンの「オペラ座の怪人」は、しょっちゅうオペラ座に来ていたとはいえ、さすがに毎日というわけではないでしょう。ですが、オペラ座のスタッフは「オペラ座の怪人」の好みを知り尽くしていました。あらかじめ決めておいたXデーに「オペラ座の怪人」は現れて、警察に捕まったのです。

音楽好きの「オペラ座の怪人」

問題のXデーに「オペラ座の怪人」が観ていたのはバレエです。しかも、「白鳥の湖」のような古典ではなくジョン・ノイマイヤーの作品でした。いかにも通です。捕まった「オペラ座の怪人」のペナルティは、今後一切オペラ座での鑑賞はできないというもの。これは、こたえるでしょうね。ですが、春や秋はオペラ座の脇でオペラのライブ中継をしていますので、案外「オペラ座の怪人」はこれを観ているのかも?