ウィーン市街中心地にある見どころ満載のホーフブルク宮殿

ウィーンの宮殿というと世界遺産のシェーンブルン宮殿が有名ですが、町の中心に位置するホーフブルク宮殿も定番の観光スポットです。オーストリアの連邦大統領公邸としても使われているホーフブルク宮殿には、いくつもの博物館や宝物館、美術館などがあり、見どころ満載。中でも特におすすめしたいのが、図書館とは思えないほど豪華で美しい装飾が施されたプルンクザール(大広間)を持つオーストリア国立図書館です。もともと王宮図書館として1735年にバロック様式で造られたプルンクザールには、古書がびっしり詰まった高い本棚に加え、煌びやかなフレスコ画や荘厳な彫刻も見られ、本好きでない方でも十分に楽しめる内装になっています。

オーストリア国立図書館プルンクザールの内装 オーストリア国立図書館プルンクザールの内装

会員利用の「国立図書館」とは入口が違うので注意!

国立図書館プルンクザールへは、宮殿の外を回って行くようになっていいます。宮殿中心のミヒャエル広場から宮殿を見たとき、左手に進んでヨーゼフ広場に向かいます。ヨーゼフ広場を囲んでいる建物の真ん中が、国立図書館プルンクザールの入口となっています。入場料は7ユーロで、19歳以下は無料です。ちなみに、プルンクザールは現在完全に観光客向けの施設となっていますが、宮殿を越えて反対側、ヘルデン広場に面したところには、一般利用者向けの国立図書館の入口があります(会員以外入場不可)。単に「国立図書館」とだけ言って道を訊くと、こちらを案内されることもあるのでご注意ください。目的地は国立図書館の「プルンクザール」です。

オーストリアの歴史に関する展示も見ごたえあり

館内では蔵書を手に取ることはできませんが、代わりにオーストリアの歴史に関する展示がされていたり、貴重本がガラスケースに入って公開されていたりします。英語での解説もありますし、写真資料も多いので、見ごたえは抜群です。また、館内のいたるところにはさまざまな人物の像が置かれていますが、中央にあるカール6世の像は特に目立っています。この図書館がカール6世の命によってできたためですね。写真を撮るときは、彼の像も一緒に収めると良い記念になるかもしれません。この他、フレスコ画もうっとりするような美しさですし、中央部の四隅に置かれた古い地球儀も興味をそそられます。本棚を眺めるだけでなく、ぜひいろいろ散策してみましょう!