マリアテレジアの時代から、エレガントなシェーンブルン宮殿

ユネスコ世界遺産にも登録されているオーストリアの首都ウィーンにあるシェーンブルン宮殿。ここはウィーンに行ったら、ぜったいに訪れたい名所です。優雅な姿は、18世紀のマリア・テレジアの時代から変わりません。最近、私はシェーンブルン宮殿の外見は幾度となく眺めていたものの、内部見学は長らくしていませんでした。つい先日、現地の公認ガイドさんが案内してくれることになり、ラッキーとばかりに行ってきました。ちなみに、オーストリアの公認ガイドは国家資格が必要なんですよ。

シェーンブルン宮殿の庭も見どころです シェーンブルン宮殿の庭も見どころです

建物自体に変化はありませんが、何かが違う

久しぶりにシェーブルン宮殿内部へ。途中、庭に出ることができるガラスの扉があり、かつては天気の良い日には開けっ放しになっていたものでした。ところが、よいお天気なのに、がっちりクローズ。テロ防止のためで、無理やり開けると国防省までシグナルが送られるのだとか。また、前々からリュックは持ち込み不可だったのですが、さらに荷物の持ち込み制限が厳しくなっていました。もちろん、シェーンブルン宮殿は相変わらず多くの観光客でにぎわっています。ですが、何かが違うと感じました。

手のひらサイズのアラーム

宮殿内の各部屋に入る前の受付でガイドさんが何やら記入をし、何かを受け取っています。受け取ったものは、手のひらサイズのアラームで、テロが起こった場合ガイドさんに知らせるものです。そして、記入していたのは誓約書。何かあった場合、「私は自分の顧客と前後にいる観光客の安全を守ります」との誓約です。ウィーンの公認ガイドさんは、シェーンブルン宮殿を案内するには、毎年避難訓練の講習を受けなくてはいけません。そして、何かあった場合は、ガイドさん同士で協力しあい、宮殿内の観光客を安全に誘導するように訓練されているのです。

安全に旅行するために

シェーンブルン宮殿の避難訓練の講習は、最近始まったものではありません。テロのほか、火事なども考えられるからです。安全に旅行するためには、旅行先が観光客にどういった安全対策をしているかチェックしてみるのもいいですし、現地に精通したガイド付きのツアーを選ぶのもいいですね。安全で楽しい旅行をしましょうね!