世界遺産の真ん中を走るバス

オーストリア、ウィーンの中心地、リンク通りの内側の旧市街地域はユネスコ世界遺産に指定されています。地下鉄駅は、いくつかあるものの、地上には路面電車が走っていないので、基本的に移動は徒歩です。ですが、地元の人以外には、あまり知られていないのですが、旧市街地域を走るバスがあります。ウィーンの郊外を走っているような仕様ではなくて、小回りが利くミニバスです。地元の人は、おじいちゃん、おばあちゃんのためのバスだと、ちょっと馬鹿にするところもあるのですが、以外とこのミニバスは便利なのです。

ウィーンのリンク内を走るミニバス。意外に便利です ウィーンのリンク内を走るミニバス。意外に便利です

1A番と2A番がミニバス。普通のチケットが使えます

路面電車やバスのルートを確かめるのには、ウィーン市観光局発行の地図が便利なのですが、よく見るとリンク内のところに、1A番と2A番のシルシがあります。これが、リンク内を走るミニバスです。1A番は、シュテファンスプラッツからショッテントアまで、2A番は、シュヴェーデンプラッツからシュヴァルツェンベルクプラッツまでの間を走っています。要注意なのは、行きと帰りで微妙に停留所が違うことです。旧市街地域は狭いので、ミニバスとはいえども、車を一時停止させることは難しいのです。それでも、各停留所はそんなに離れていませんので、とりたてて問題ありません。ふつうのチケットのほか、一日券やウィーンカードも有効です。

狭い旧市街をスイスイ。重い荷物があるときは便利です

ウィーンの旧市街地域は、歩いてまわると、とても楽しいのですが、たくさんお土産を買って荷物が多いときなど、このミニバスが便利です。ご年配の方は愛用していますが、普通のウィーンっ子たちは、あまり利用しませんので、けっこう空いていて快適です。また、ウィーンの旧市街を、別の視点から眺めることができ、新鮮な市内観光にもなります。歩いていると、お店のウィンドウばかり見てしまいますが、車窓からは各建物の美しい装飾にも目がいきます。地下鉄駅がある付近には、必ず停留所がありますので、乗り換えも便利。かわいいミニバス、ぜひ乗ってみてください。