ウィーンカードは、お得なのでしょうか?

市内交通機関のきっぷと、各種観光地の割引券が一緒になった「○○カード」というものを、あちこちで見るようになりました。その中でも、古くからあり、使い勝手がよいことで人気があるカードは「ウィーンカード」です。市内交通機関のきっぷも含まれていますので、公共交通機関の運賃が値上げすると、とうぜんカードも値上げされます。2014年現在のウィーンカードの値段は、48時間有効のものが18.9ユーロ、72時間有効のものが21.9ユーロです。さて、いったいウィーンカードは、お得なのでしょうか?

ウィーンカードは得? 美術館での割引率を考えてみよう ウィーンカードは得? 美術館での割引率を考えてみよう

市内交通機関のきっぷ代と比べてみると……

とりあえず、市内交通機関のきっぷ代を見てみましょう。48時間有効のきっぷが13.3ユーロ、72時間有効のきっぷが16.5ユーロです。ウィーンカードと普通のきっぷとの差額は、48時間有効のものが 5.6ユーロの差額、72時間有効のものが、5.4ユーロの差額です。ウィーンカードのほうが、5ユーロ強高いことになりますね。それでは、6ユーロ以上の割引を受けられれば、ウィーンカードはお得だということになります。6ユーロ以上の割引は、受けられるでしょうか?

やっぱりお得? ウィーンカード

まずは、ウィーン観光ではずせないシェーンブルン宮殿のパスが、ウィーンカードで、21.5ユーロが19.7ユーロになるので、1.8ユーロの割引です。美術史美術館の入場料は1ユーロの割引。ベルベデーレ宮殿は、22.5ユーロのコンビチケットが19ユーロになるので、3.5ユーロの割引。これで、合計6.3ユーロの割引ですので、最低これだけの施設をまわれば、ウィーンカードのモトはとれることになります。もちろん、ウィーンカードは、その他にも多くの施設と提携していて、各所で割引サービスやフリードリンクやプレゼントのサービスが受けられるようになっています。観光客だけでなく、地元の人にも人気のカフェモーツァルトやカフェラントマンでも、1ユーロの割引サービスがあります。ウィーンカードを買うと、割引サービスの案内冊子をもらえます。対象施設がたくさん載っていますので、よく読んでくださいね。