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海外現地発ガイド通信

その数1000軒!ブリュッセル=アールヌーヴォー建築の都を散歩する!


掲載日:2008/04/10 テーマ:世界遺産 行き先: ベルギー / ブリュッセル

タグ: すごい! 街歩き 建築 世界遺産


アールヌーヴォー建築発祥の地、巨匠を生む!

アールヌーヴォー建築といっても様々!こんなロマンチックな壁画のアパルトマンに、住んでみたい! アールヌーヴォー建築といっても様々!こんなロマンチックな壁画のアパルトマンに、住んでみたい!

ブリュッセルの住宅地を散歩したり、トラムで移動していると、美しい窓が特徴的なアパルトマンをあちこちに発見できます。その美しい窓のほとんどは大きく、木製や鉄製の窓枠はそれこそ「曲線美」!! なかなか日本でお目にかかれない美しさと歴史を刻んだ姿に思わずうっとり! 実は、ブリュッセルは「アールヌーヴォー建築の父」と言われたビクトール・オルタ氏を生んだ場所で、アールヌーヴォー建築分野においてすばらしい発展を遂げた場所でもあるのです。今でも1000ものアールヌーヴォー建築が残り、うち建築的価値が高いものだけでも200あるということです!

ビクトール・オルタ氏の4つの世界遺産

1枚目の壁画のあるアパルトマン。これはヴィクトル・オルタの弟子であるアルベール・ローセンブームが建築したもの(1900)。壁画だけでなく、この外観だけでも細部に凝ったつくりが沢山! 1枚目の壁画のあるアパルトマン。これはヴィクトル・オルタの弟子であるアルベール・ローセンブームが建築したもの(1900)。壁画だけでなく、この外観だけでも細部に凝ったつくりが沢山!

そのアールヌーヴォーの巨匠・ビクトール・オルタ氏は数多くの建築物を残しましたが、そのうち4軒がユネスコ世界遺産に登録されています。タッセル邸、ソルヴェイ邸、ヴァン・エトヴェルド邸、そして現在オルタ美術館になっているオルタ邸です。アールヌーヴォー自体が1890年頃から爆発的に発展し、わずか20年後の1910年には終わりを遂げたという希少さから、その短期間に極めて完成した建築的表現の例証として評価を受けたということです。各邸宅は、開放的な設計、光の放射、装飾曲線の建築構造への見事な統合といった点に共通の特徴が見られる…というとですが、残念ながら解放されているのはオルタ邸のみです。ソルヴェイ邸はガイド付きグループのみ受付していますが(1グループ800ユーロとか…)、かなりの資産家でお金に糸目をつけずにオルタ氏に好きに作らせた…というほどの家は、機会があればぜひ見たいものです!

アールヌーヴォー散歩をするなら、ぜひここへ!

アールヌーヴォー建築の一つの要素として、開放的で採光を意識しているという点がありますが、なるほど、窓が大きい! アールヌーヴォー建築の一つの要素として、開放的で採光を意識しているという点がありますが、なるほど、窓が大きい!

そんな現存するアールヌーヴォー建築の散策にオススメなのは、ルイーズ通りとシャルルロワ通りにはさまれた三角形のエリアです。この界隈にはかつてビクトール・オルタ氏の邸宅があり、現在美術館として解放されていて見応えは十分! ここまでやっちゃう!?と半ばため息が出るほどの凝り様です。このエリアには他に、ヴィクトル・オルタの弟子であるアルベール・ローセンブーム(Albert Rooosenboom)が建築した館もあり、こちらには何とも美しい壁画が!(写真1、2枚目)。ルイーズ通り界隈以外では、サン・ジル地区もオススメで、こちらにあるハノン館は1903年にジュール・ブリュンフォーにより建築され、内装の一部をエミール・ガレが受け持ったそうな。時期によっては写真ギャラリーになっていおり、中を見学できます!

アールヌーヴォーなカフェでビールもグー!

これは「ファルスタッフ」。ステンドグラスと高い天井に、ビール一杯でとても高級な気分になってしまいます。インテリアは細部も要チェック!歴史を感じる小物が沢山あります これは「ファルスタッフ」。ステンドグラスと高い天井に、ビール一杯でとても高級な気分になってしまいます。インテリアは細部も要チェック!歴史を感じる小物が沢山あります

現存するアールヌーヴォー建築のほとんどが、実際にはアパルトマンや事務所などとして使われているために、なかなか内装までは見れませんが、実はブリュッセルの有名観光スポットやカフェなどもアールヌーヴォー建築が沢山! まずは美術館・コンサートホールの「パレ・デ・ボザール」のコンサートホールや、楽器博物館(過去に記事で紹介しています)。そしてイチオシなのが、カフェです。大御所が2カ所あり、ひとつはホテル・メトロポールの一部「カフェ・メトロポール」、もう一つが「ファルスタッフ」です。アールヌーヴォー散策で疲れたら、ちょっとメトロで中心街まで移動して、「アールヌーヴォーの中でビール」なんでどうでしょう!?

【関連情報】

◎ユネスコ世界遺産に登録されているビクトル・オルタ作のアールヌーボー建築(4軒)

■ Maison et Atlier Horta(オルタ邸、オルタ美術館)
住所: Rue Americaine 25 - 1060 Brussels
電話番号:+32(0)2 543 04 90
URL:http://www.mamylouise.be/(仏蘭語あり)
営業時間:14:00〜17:30(団体は要予約(9:00?13:00)
閉館:月

※以下は内部見学はやや困難:外観だけでも!
■ Hotel Solvay(ソルヴェイ邸)
住所: Avenue Louise 224 - 1050 Brussels
電話番号:+32(0)2 647 37 33
その他:場所はルイーズ通り224でアクセスしやすいので、ぜひ外観だけでも! 見学は文書で予約必要。団体でのガイド付きツアーでグループにつき800ユーロとか…。日本からのツアーに組み込まれているケースも。

■ Maison Tassel(タッセル邸)
住所: Rue Paul Emile Janson 6 - 1050 Brussels
その他:一般見学不可。

■ Hotel van Eetvelde(ヴァン・エトヴェルド邸)
住所: Avenue Palmerston 2-6 - 1040 Brussels

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/04/10)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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