- 鈴木幸子
- 旅行ジャーナリスト&エディター。出版社勤務、地球の歩き方編集等を経て独立後、海外の旅を中心に執筆。海外60か国以上を頻繁に取材し、幅広いメディア(旅行誌、婦人誌、朝日新聞社&時事通信社、WEB媒体)等で一期一会のハッピーな旅行記事を発信中。(有)らきカンパニー主催。「らき」はギリシャ・クレタ島の地酒です。
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ビストロ「ヘンリ」の前菜、キヌアのセビーチェ
ヨーロッパでグルメ旅といえば、迷わずベルギー・ブリュッセルでしょう。名店がひしめくブリュッセルの街の絶品ビストロをご紹介します。1つは、グランプラスからほど近い「レスト・ヘンリ Resto Henri」。こちらはモダンな雰囲気と食材、盛り付け、味、サービス、どれをとってもオール満点。とくにいま地元の若者に大人気です。地ビールDeltaを頼んで出てきたおしゃれなアミューズも食欲をそそりました。前菜で頼みたいのは、生ガキと、地元で獲れるグレイシュリンプというエビのコロッケ。そしてキヌアを使ったセビーチェ。セビーチェは、キヌアをベースにアボカドとカボチャのペーストが小ホールケーキのように盛られて、これがセビーチェ?と驚かされます。メインは、アニス入りビネガーとベッパーの2種のソースでいただく牛ステーキを注文。カリカリのフライドポテトとともに絶品でした。
●レスト・ヘンリ www.restohenri.be
歴史あるお店ですが気楽に過ごせる雰囲気で、気分もアップします
もうひとつは、サブロン広場近くにある「レ・ブリジッティヌ Les Brigittines」。アールヌーボーの内装が美しい老舗のベルギー郷土料理店です。最初にいただくドリンクは、もちろんベルギー生ビール。日本人好みのビターな味わいで、街歩きで疲れたカラダと心に染み入ります。ここではベルギー伝統料理「牛肉のビール煮」を注文してみましょう。焼き野菜がきれいに盛られ、バランスよくいただけます。マグロのタルタルやマテ貝(季節による)、エビのコロッケ、ハトのロースト、鱈の蒸し焼きなど、どれもハズしません。
●レ・ブリジッティヌ www.lesbrigittines.com
知る人ぞ知る紅茶の名店「コントワール・フロリアン」
ベルギー土産といえばチョコレート。王室ご用達の「マリー Mary」は必ず喜ばれること間違いなしです。日本人スタッフもいるので、ショーケースを見ながら好きなチョコを選んで好みの箱に詰めてもらえます。チョコと一緒に極上の紅茶もいかがでしょう。地元で愛される「コントワール・フロリアン Conptoir Florian」は、測り売りが基本。愛想のよいおじさんが、好みをいえばいろいろと香りを嗅がせてくれてます。筆者は、今この店のクッキーの香りがする「The De Bruxelles」にハマってしまっています。コントワール・フローリアンにはカフェが併設されているので、街歩きの休憩にもおすすめですよ。おいしいものに溢れるブリュッセルの街、存分に堪能しまてみませんか。
●マリー www.mary.be
●コントワール・フロリアン www.comptoirflorian.be
取材協力:ベルギー・フランダース政府観光局 www.hollandflanders.jp
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/03/16)
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